33PM85第33回 柔道整復師国家試験 過去問

柔道整復理論・外傷学骨折各論下腿・足趾骨折

外転型足関節骨折で起こりにくいのはどれか。

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正解: 3

正答

3.前距腓靱帯損傷

この問題のポイント

外転型足関節骨折では、足部が外転方向に強制され、足関節内側や遠位脛腓結合に損傷が起こりやすくなります。

一方、前距腓靱帯損傷は、足関節内反捻挫で損傷されやすい外側靱帯損傷です。

そのため、外転型足関節骨折では起こりにくい損傷です。

解説

外転型足関節骨折では、距骨が外側へ押し出されるように働きます。

その結果、足関節内側の三角靱帯が損傷したり、内果が裂離骨折を起こしたりします。

さらに外転力が加わると、遠位脛腓靱帯損傷や腓骨骨折を伴うこともあります。

一方、前距腓靱帯は足関節外側靱帯の一つで、足関節が底屈位で内反されたときに損傷されやすい靱帯です。

いわゆる足関節外側靱帯損傷、内反捻挫で最も損傷されやすい靱帯です。

外転型では内側構造や脛腓間の損傷が中心となるため、前距腓靱帯損傷は起こりにくいと判断します。

選択肢の確認

1.三角靱帯損傷
誤り。
外転型足関節骨折では、足関節内側の三角靱帯が損傷されやすいです。

2.内果裂離骨折
誤り。
外転力により内側構造が引き伸ばされ、内果裂離骨折を生じることがあります。

3.前距腓靱帯損傷
正しい。
前距腓靱帯損傷は内反捻挫で起こりやすく、外転型足関節骨折では起こりにくいです。

4.遠位脛腓靱帯損傷
誤り。
外転型では遠位脛腓靱帯損傷を伴うことがあります。

覚えるポイント

  • 外転型足関節骨折では内側構造が損傷されやすい。
  • 三角靱帯損傷や内果裂離骨折を考える。
  • 遠位脛腓靱帯損傷も起こりうる。
  • 前距腓靱帯損傷は内反捻挫で典型。
  • 「外転型」と「内反捻挫」を混同しない。

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