34PM83|第34回 柔道整復師国家試験 過去問
柔道整復理論・外傷学骨折各論下腿・足趾骨折
骨折と症状の組合せで誤っているのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、膝周囲骨折とその症状・変形の組合せが問われています。
「誤っているのはどれか」なので、正答選択肢は記述として誤っているものです。
解説
膝関節周囲の骨折では、関節内血腫、靱帯付着部の損傷、伸展機構の障害、下肢アライメント変化を確認します。
脛骨顆間隆起は前十字靱帯などの付着部と関係し、骨折では関節内血腫、つまり関節血症を伴いやすくなります。脛骨粗面は膝蓋靱帯の付着部であり、骨折すると膝伸展力が低下します。脛骨外顆骨折では外側支持性が低下し、外反変形をきたすことがあります。
一方、腓骨頭単独骨折では外反動揺性を示すとは限りません。外反動揺性は内側側副靱帯損傷などで問題になります。腓骨頭部では外側側副靱帯や総腓骨神経との関係が重要です。
ひっかけポイント
腓骨頭は膝外側にあり、外側側副靱帯や総腓骨神経と関係します。外反動揺性は内側支持機構の損傷で出やすい所見です。
選択肢の確認
1.脛骨顆間隆起骨折-関節血症
記述としては正しい。
脛骨顆間隆起骨折は関節内骨折であり、関節血症を伴いやすいです。前十字靱帯付着部との関係も重要です。
2.腓骨頭単独骨折-外反動揺性
正答。記述としては誤り。
腓骨頭単独骨折で外反動揺性を示すとは限りません。外反動揺性は内側側副靱帯損傷など内側支持機構の障害で重要です。
3.脛骨粗面骨折-伸展力低下
記述としては正しい。
脛骨粗面には膝蓋靱帯が付着します。骨折により膝伸展機構が障害され、伸展力低下がみられます。
4.脛骨外顆骨折-外反変形
記述としては正しい。
脛骨外顆骨折では外側関節面の陥没や支持性低下により、外反変形をきたすことがあります。
覚えるポイント
- 脛骨顆間隆起骨折は関節血症を伴いやすい。
- 脛骨粗面骨折では膝伸展力低下が重要。
- 脛骨外顆骨折では外反変形に注意する。
- 腓骨頭部では総腓骨神経損傷や外側支持機構を確認する。