34PM85|第34回 柔道整復師国家試験 過去問
柔道整復理論・外傷学骨折各論下腿・足趾骨折
趾骨骨折で正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、趾骨骨折の発生機序、転位、変形治癒による障害が問われています。
趾骨は歩行時に荷重や蹴り出しに関係するため、変形が残ると歩行障害につながります。
解説
趾骨骨折は、足趾をぶつける、物を落とす、踏まれるなどの直達外力で発生することが多い骨折です。
足趾は靴や床との接触が多く、骨折後に変形が残ると、荷重時痛、胼胝形成、靴との摩擦、蹴り出し障害などを生じることがあります。
特に足底側凸変形が残ると、足底面に突出や圧迫が生じやすく、歩行時痛や歩行障害の原因になります。
施術現場での注意点
趾骨骨折では小さな骨折でも、回旋変形や足底側への突出が残ると靴の中で痛みや歩行障害が出ます。整復位と隣接趾との配列確認が重要です。
選択肢の確認
1.介達外力による発生が多い。
誤り。
趾骨骨折は、打撲、踏みつけ、落下物、足趾をぶつけるなどの直達外力で発生することが多いです。介達外力が多いという記述は適切ではありません。
2.近位骨片が背側へ転位する。
誤り。
趾骨骨折の転位は外力方向や筋腱の牽引により異なりますが、近位骨片が背側へ転位することが典型的な説明ではありません。
3.足底側凸変形が残存すると歩行障害が生じる。
正しい。
足底側凸変形が残ると、荷重時に足底へ圧迫が加わり、疼痛や胼胝、蹴り出し障害を生じます。歩行障害につながるため重要です。
4.第2趾に多い。
誤り。
趾骨骨折は足趾の外傷で起こりますが、第2趾に多いという記述は代表的ではありません。母趾や小趾など、外力を受けやすい趾で問題になりやすいです。
覚えるポイント
- 趾骨骨折は直達外力で発生しやすい。
- 変形治癒では歩行時痛や靴との摩擦が問題になる。
- 足底側凸変形が残ると歩行障害を生じる。
- 回旋変形や足趾配列の乱れを見逃さない。