119D062|第119回 歯科医師国家試験 過去問
基礎歯科医学生理・生化学・薬理
先端巨大症の特徴として正しいのはどれか。3 つ選べ。
3つ選択
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正解: a・c・e
正答
a、c、e
この問題のポイント
先端巨大症は、骨端線閉鎖後の成人期に成長ホルモンが過剰分泌されて発症し、巨舌、下顎骨の増大、下顎空隙歯列弓などを示します。
解説
先端巨大症の多くは下垂体の成長ホルモン産生腺腫によって起こります。成人では骨端線が閉鎖しているため身長が著しく伸びるのではなく、手足末端、下顎骨、鼻、口唇、舌などが肥大します。
顎口腔領域では、下顎前突、下顎骨の増大、歯列弓の拡大、空隙歯列、巨舌、咬合異常がみられます。耐糖能異常、高血圧、睡眠時無呼吸症などを合併することもあります。
小児期・骨端線閉鎖前の成長ホルモン過剰は巨人症となる点を区別します。
選択肢の確認
a.巨舌を認める。
正しい。
軟組織の肥大により巨舌を認めることがあります。
b.上顎前突を呈する。
誤り。
特徴的なのは上顎前突ではなく、下顎骨の過成長による下顎前突です。
c.下顎空隙歯列弓を認める。
正しい。
下顎骨と歯列弓の増大により、下顎に空隙歯列を認めることがあります。
d.骨端線の早期閉鎖を認める。
誤り。
先端巨大症は骨端線閉鎖後に発症します。骨端線の早期閉鎖が病因ではありません。
e.成人期の成長ホルモンの過剰分泌によって発症する。
正しい。
成人期に成長ホルモンが過剰分泌されて発症します。
覚えるポイント
- 成人の成長ホルモン過剰は先端巨大症です。
- 巨舌、下顎前突、下顎空隙歯列を押さえます。
- 骨端線閉鎖前の過剰は巨人症です。