119C027|第119回 歯科医師国家試験 過去問
歯科医学総合総合問題
パルスオキシメータで正しいのはどれか。1 つ選べ。
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正解: e
正答
e
この問題のポイント
パルスオキシメータは、酸化ヘモグロビンと還元ヘモグロビンの赤色光・赤外光の吸光度差を利用してSpO2を推定します。
解説
プローブから2波長の光を照射し、拍動に伴う動脈血成分の吸光度変化を解析して経皮的動脈血酸素飽和度を表示します。したがって、末梢循環不良、体動、マニキュア、異常ヘモグロビンなどで測定誤差が生じます。
SpO2はヘモグロビンの飽和割合であり、動脈血酸素分圧や血液中の酸素含量そのものを直接測定するものではありません。
選択肢の確認
a.貧血で低値を示す。
誤り。
貧血ではヘモグロビン量が減少しても、残存ヘモグロビンの酸素飽和率は正常値を示すことがあります。
b.動脈血酸素分圧を測定する。
誤り。
動脈血酸素分圧は動脈血ガス分析で測定します。パルスオキシメータはSpO2を推定します。
c.拍動がなくても測定できる。
誤り。
測定には動脈の拍動成分が必要で、無脈状態や著しい末梢循環不良では測定できません。
d.血中の溶存酸素量を測定できる。
誤り。
溶存酸素量を直接測る装置ではありません。
e.赤色光と赤外光の吸光度を測定する。
正しい。
赤色光と赤外光の吸光度を測定し、酸化・還元ヘモグロビンの割合からSpO2を算出します。
覚えるポイント
- SpO2とPaO2を区別します。
- 測定には末梢の拍動が必要です。
- 体動・低灌流・マニキュアなどは誤差要因です。