119C002第119回 歯科医師国家試験 過去問

歯科臨床歯科放射線学

トリプシン様プロテアーゼを産生するのはどれか。1 つ選べ。

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正解: a

正答

a

この問題のポイント

Tannerella forsythiaは歯周病関連細菌であり、トリプシン様プロテアーゼ活性を示します。

解説

歯周病原細菌の酵素活性を利用する検査として、BANA加水分解活性をみる方法があります。Tannerella forsythia、Porphyromonas gingivalis、Treponema denticolaはトリプシン様酵素活性を示す代表的な菌です。

これらは重度歯周炎と関連する菌群として整理されます。菌名だけでなく、運動性、形態、主要な病原因子を関連付けて覚えると得点につながります。

選択肢の確認

a.Tannerella forsythia
正しい。
Tannerella forsythiaはトリプシン様プロテアーゼ活性を示す歯周病関連細菌です。

b.Prevotella intermedia
誤り。
Prevotella intermediaは黒色色素産生性嫌気性菌ですが、本問で問う代表的なトリプシン様プロテアーゼ産生菌ではありません。

c.Fusobacterium nucleatum
誤り。
Fusobacterium nucleatumは紡錘状菌で、バイオフィルム形成時の架橋菌として重要ですが、本問の酵素活性の代表菌ではありません。

d.Corynebacterium matruchotii
誤り。
Corynebacterium matruchotiiは歯垢中にみられ、コーンコブ構造にも関与しますが、代表的なトリプシン様プロテアーゼ産生菌ではありません。

e.Aggregatibacter actinomycetemcomitans
誤り。
Aggregatibacter actinomycetemcomitansはロイコトキシンなどが重要な病原因子であり、本問の酵素活性で選ぶ菌ではありません。

覚えるポイント

  • Tannerella forsythiaは重要な歯周病関連細菌です。
  • BANA陽性菌としてT. forsythia、P. gingivalis、T. denticolaを整理します。
  • F. nucleatumはバイオフィルム内の架橋菌として重要です。

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