119B064|第119回 歯科医師国家試験 過去問
歯科医学総合総合問題
根分岐部病変に対する歯根切断除去療法はどれか。2 つ選べ。
2つ選択
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正解: b・c
正答
b、c
この問題のポイント
根分岐部病変で病変を有する歯根そのものを切断・除去する療法は、ヘミセクションと ルートリセクションです。
解説
歯根切断除去療法は、保存可能な歯根を残し、予後不良な歯根を切断して除去する方法です。ヘミセクションは主に下顎大臼歯を分割し、病変側の歯根と対応する歯冠部を除去します。ルートリセクションは主に上顎大臼歯で、病変歯根を歯冠から切断・除去し、残りの歯冠部と歯根を保存します。
適応判断には歯根形態、根管治療の可否、残存歯周支持、補綴設計、清掃性を総合します。
選択肢の確認
a.トンネリング
誤り。
トンネリングは根分岐部を清掃可能なトンネル状に開放する術式で、歯根を切断除去しません。
b.ヘミセクション
正しい。
ヘミセクションは歯を分割し、病変歯根と対応歯冠部を除去する歯根切断除去療法です。
c.ルートリセクション
正しい。
ルートリセクションは特定の歯根を切断して除去し、残りを保存する療法です。
d.ルートセパレーション
誤り。
ルートセパレーションは歯根を分離して各歯根を独立させる方法で、必ずしも歯根を除去しません。
e.ファーケーションプラスティ
誤り。
ファーケーションプラスティは根分岐部の歯・骨形態を修正して清掃性を高める方法で、歯根切断除去療法ではありません。
覚えるポイント
- ヘミセクションは歯根と対応歯冠を除去します。
- ルートリセクションは病変歯根を選択的に除去します。
- トンネリングとルートセパレーションは歯根を残します。