119B055|第119回 歯科医師国家試験 過去問
歯科医学総合総合問題
Parkinson 病の発症に関連するのはどれか。1 つ選べ。
解答・解説を見る
正解: c
正答
c
この問題のポイント
Parkinson病では、神経細胞内に α-シヌクレインが蓄積し、Lewy小体形成に関与します。
解説
Parkinson病は黒質緻密部のドパミン作動性神経細胞が変性し、振戦、筋強剛、無動・寡動、姿勢反射障害などを生じる神経変性疾患です。病理学的にはα-シヌクレインを主要成分とするLewy小体が特徴です。
歯科では、嚥下障害、流涎、口腔清掃困難、薬効の時間変動、起立性低血圧などに配慮します。
選択肢の確認
a.タウ蛋白
誤り。
タウ蛋白の異常蓄積はAlzheimer病や進行性核上性麻痺などのタウオパチーでみられます。
b.プリオン
誤り。
プリオンはCreutzfeldt-Jakob病などのプリオン病に関係します。
c.α-シヌクレイン
正しい。
α-シヌクレインはParkinson病のLewy小体の主要成分です。
d.ポリグルタミン
誤り。
ポリグルタミンの異常伸長はHuntington病などのトリプレットリピート病に関係します。
e.アミロイドβ 蛋白
誤り。
アミロイドβ蛋白はAlzheimer病の老人斑に蓄積します。
覚えるポイント
- Parkinson病はα-シヌクレインです。
- Lewy小体と黒質ドパミン神経の変性を覚えます。
- Alzheimer病はアミロイドβとタウ蛋白です。