119B041|第119回 歯科医師国家試験 過去問
歯科医学総合総合問題
口腔に水疱が出現するのはどれか。2 つ選べ。
2つ選択
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正解: c・d
正答
c、d
この問題のポイント
口腔内に小水疱や水疱後の浅い潰瘍を生じる代表的なウイルス感染症は 手足口病と ヘルパンギーナです。
解説
手足口病とヘルパンギーナは、いずれもエンテロウイルスによる小児の急性感染症です。手足口病では口腔粘膜病変に加えて手掌・足底などに発疹がみられます。ヘルパンギーナでは高熱と咽頭痛を伴い、軟口蓋、口蓋弓、口蓋垂周囲などに小水疱・潰瘍が生じます。
発疹性疾患では、口腔病変の形態と部位、皮疹の分布、発熱の程度を組み合わせて鑑別します。
選択肢の確認
a.風 疹
誤り。
風疹では発熱、発疹、リンパ節腫脹などがみられますが、口腔水疱が代表所見ではありません。
b.麻 疹
誤り。
麻疹では頰粘膜にKoplik斑がみられますが、これは白色小斑点であり水疱ではありません。
c.手足口病
正しい。
手足口病では口腔内の小水疱・潰瘍と、手足の発疹がみられます。
d.ヘルパンギーナ
正しい。
ヘルパンギーナでは咽頭峡部を中心に小水疱が生じ、破れて潰瘍になります。
e.流行性耳下腺炎
誤り。
流行性耳下腺炎では耳下腺腫脹と疼痛が主で、口腔水疱を特徴としません。
覚えるポイント
- 手足口病は口腔病変と手足の発疹を伴います。
- ヘルパンギーナは軟口蓋・口蓋弓付近の水疱が特徴です。
- 麻疹のKoplik斑は水疱ではありません。