119B040|第119回 歯科医師国家試験 過去問
歯科医学総合総合問題
室内空気汚染の指標として用いられるのはどれか。1 つ選べ。
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正解: d
正答
d
この問題のポイント
室内空気汚染や換気状態の指標として用いられるのは 二酸化炭素濃度です。
解説
人が在室すると呼気によって二酸化炭素濃度が上昇します。そのため、室内の二酸化炭素濃度は在室密度と換気の十分さを評価する代表的な指標になります。濃度が高い場合は、換気量不足や多数の在室者を疑います。
二酸化炭素自体の測定は、すべての汚染物質を直接示すものではありませんが、換気により希釈される室内汚染物質の蓄積を推定する実用的指標です。
選択肢の確認
a.窒 素
誤り。
窒素は空気の主成分であり、通常の室内換気状態を示す指標として用いません。
b.一酸化炭素
誤り。
一酸化炭素は不完全燃焼による有害ガスで、個別の汚染物質として重要ですが、一般的な換気状態の代表指標ではありません。
c.二酸化硫黄
誤り。
二酸化硫黄は燃焼や大気汚染に関係する刺激性ガスで、室内の在室密度・換気状態の代表指標ではありません。
d.二酸化炭素
正しい。
二酸化炭素は人の呼気で増加し、室内換気の良否を示す指標として用いられます。
e.二酸化窒素
誤り。
二酸化窒素は燃焼器具などから発生する有害ガスですが、一般的な室内換気状態の代表指標として選ぶ項目ではありません。
覚えるポイント
- 室内換気の指標は二酸化炭素濃度です。
- 一酸化炭素は不完全燃焼の有害ガスです。
- CO2上昇は換気不足を示唆します。