119A074第119回 歯科医師国家試験 過去問

歯科医学総合総合問題

器具の写真(別冊No. 25)を別に示す。 使用目的はどれか。1 つ選べ。

119A074の問題画像
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正解: c

正答

c

この問題のポイント

写真の器具は、口腔内装置などの製作時に下顎前方移動量を測定・記録する目的で用います。

解説

閉塞性睡眠時無呼吸症に対する口腔内装置などでは、下顎をどの程度前方へ誘導するかを客観的に測定する必要があります。前方移動量と開口量を調整できるゲージを用いると、最大前方位に対する治療位を再現して咬合採得できます。

器具問題では、先端が歯列へどのように固定されるか、目盛りが何方向の移動を示すかを確認します。

画像の確認

実画像の器具は、歯列に適合するU字状の咬合部と前後方向の移動量を読む目盛を備えている。下顎を前方へ滑走させた距離を数値化する構造であり、下顎前方移動量の測定に用いる。

選択肢の確認

a.咬合圧の測定
誤り。
咬合圧は感圧フィルムや圧力センサなどで測定します。写真の器具の目的ではありません。

b.最大開口量の測定
誤り。
最大開口量は上下切歯間距離をスケールやノギスで測定します。設問器具の主目的は前方移動量です。

c.下顎前方移動量の測定
正しい。
下顎を前方へ誘導し、その移動量を目盛りで測定・再現するために用います。

d.矢状切歯路傾斜角の記録
誤り。
矢状切歯路傾斜角は顎運動記録装置や咬合器調節に関係し、単なる前方移動量測定器の目的ではありません。

e.フェイスボウトランスファー
誤り。
フェイスボウトランスファーは上顎模型の頭蓋に対する位置関係を咬合器へ移す操作です。

覚えるポイント

  • 器具は下顎前方移動量の測定・再現に用います。
  • 目盛りの方向と歯列への固定方法を確認します。
  • 咬合圧測定、最大開口量測定、フェイスボウを区別します。

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