119A022第119回 歯科医師国家試験 過去問

歯科臨床口腔外科学

良性上皮間葉混合性歯原性腫瘍はどれか。2 つ選べ。

2つ選択
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正解: a・c

正答

a、c

この問題のポイント

歯原性腫瘍は、歯原性上皮、歯原性間葉、または両者の混合から発生します。歯牙腫原始性歯原性腫瘍は上皮間葉混合性です。

解説

上皮間葉混合性歯原性腫瘍では、歯原性上皮成分と歯乳頭様の間葉成分の双方が腫瘍を構成します。歯牙腫では両者の相互作用によってエナメル質、象牙質、セメント質などの歯牙硬組織が形成されます。

原始性歯原性腫瘍も、歯原性上皮と幼若な歯乳頭様間葉組織からなる良性混合性腫瘍です。名称が似ていても、粘液腫やセメント芽細胞腫は主に間葉性、腺腫様歯原性腫瘍は上皮性です。

選択肢の確認

a.歯牙腫
正しい。
歯牙腫は歯原性上皮と間葉の相互作用により歯牙硬組織を形成する、良性上皮間葉混合性歯原性腫瘍です。

b.歯原性粘液腫
誤り。
歯原性粘液腫は歯乳頭などに由来する歯原性間葉性腫瘍で、上皮間葉混合性には分類しません。

c.原始性歯原性腫瘍
正しい。
原始性歯原性腫瘍は歯原性上皮と幼若な間葉成分からなる良性上皮間葉混合性歯原性腫瘍です。

d.セメント芽細胞腫
誤り。
セメント芽細胞腫は歯根と連続するセメント質様硬組織を形成する間葉性歯原性腫瘍です。

e.腺腫様歯原性腫瘍
誤り。
腺腫様歯原性腫瘍は歯原性上皮性腫瘍で、若年女性の上顎前歯部や埋伏犬歯との関連が重要です。

覚えるポイント

  • 歯牙腫と原始性歯原性腫瘍は上皮間葉混合性です。
  • 歯原性粘液腫とセメント芽細胞腫は間葉性です。
  • 腺腫様歯原性腫瘍は上皮性です。

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