118D053|第118回 歯科医師国家試験 過去問
歯科臨床歯科放射線学
3 歳児におけるパノラマエックス線撮影で確認できるのはどれか。2 つ選べ。
2つ選択
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正解: a・b
正答
a、b
この問題のポイント
3歳児のパノラマ画像では、すでに萌出している乳歯の位置異常や萌出状態は評価できます。一方、後方永久歯歯胚は形成が不十分で、形態・位置の確定が難しいものがあります。
解説
第一・第二乳臼歯は通常すでに萌出しているため、顎骨内にとどまる埋伏や、咬合平面より低い低位を画像で確認できます。
第二小臼歯、第二大臼歯、第三大臼歯は3歳時点では石灰化や歯冠形成が十分でない場合があり、形態異常・先天欠如・位置異常を確実に判定するには早すぎます。
選択肢の確認
a.第一乳臼歯の埋伏
正しい。
第一乳臼歯は3歳では通常萌出済みであり、顎骨内にあれば埋伏として確認できます。
b.第二乳臼歯の低位
正しい。
第二乳臼歯も通常萌出しており、咬合平面より低い低位を評価できます。
c.第二小臼歯の形態異常
誤り。
第二小臼歯は歯冠形成途中で、3歳時点に形態異常を確実に診断するのは困難です。
d.第二大臼歯の先天欠如
誤り。
第二大臼歯は歯胚の石灰化が十分でないことがあり、3歳時点で先天欠如を確定するのは適切ではありません。
e.第三大臼歯の位置異常
誤り。
第三大臼歯は歯胚の形成開始前または不明瞭なことが多く、位置異常を評価できません。
覚えるポイント
- 3歳では乳臼歯の萌出状態を評価できます。
- 永久歯歯胚の評価可能性は石灰化時期に依存します。
- 先天欠如は早すぎる時期に断定しません。