118D020|第118回 歯科医師国家試験 過去問
歯科医学総合総合問題
鞭毛の線維を構成するのはどれか。1 つ選べ。
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正解: b
正答
b
この問題のポイント
細菌の鞭毛フィラメントを構成する主要タンパク質はフラジェリンです。線毛や外膜成分と区別します。
解説
細菌の鞭毛は、基部体、フック、フィラメントから構成されます。外側へ伸びるフィラメントはフラジェリンが重合した構造で、細菌の運動に関与します。
線毛は付着や遺伝子伝達に関与し、細胞壁・外膜の構成成分とは別物です。
選択肢の確認
a.ポーリン
誤り。
ポーリンはグラム陰性菌の外膜に存在するチャネルタンパク質です。
b.フラジェリン
正しい。
フラジェリンは鞭毛フィラメントを構成するタンパク質です。
c.フィンブリリン
誤り。
フィンブリリンは線毛の構成タンパク質で、鞭毛とは異なります。
d.ペプチドグリカン
誤り。
ペプチドグリカンは細菌細胞壁の骨格を形成します。
e.リポポリサッカライド〈LPS〉
誤り。
リポポリサッカライド〈LPS〉はグラム陰性菌外膜の構成成分で、内毒素作用をもちます。
覚えるポイント
- 鞭毛はフラジェリンでできています。
- 線毛の構成タンパク質はフィンブリリンです。
- LPSとポーリンはグラム陰性菌の外膜成分です。