118D018|第118回 歯科医師国家試験 過去問
歯科医学総合総合問題
症候と全身疾患の組合せで正しいのはどれか。1 つ選べ。
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正解: b
正答
b
この問題のポイント
全身疾患では、症候が生じる病態を結び付けます。ネフローゼ症候群では低アルブミン血症による膠質浸透圧低下から浮腫を生じます。
解説
ネフローゼ症候群では大量の蛋白尿により血清アルブミンが低下し、血管内に水分を保持する力が弱くなります。その結果、水分が間質へ移動して全身性の浮腫を生じます。
出血症状では、血小板異常は点状出血や粘膜出血、凝固因子異常は関節内出血や筋肉内出血を起こしやすいという区別が重要です。
選択肢の確認
a.多 尿 脂質異常症
誤り。
多尿は糖尿病、尿崩症、利尿薬使用などでみられます。脂質異常症の代表症候ではありません。
b.浮 腫 ネフローゼ症候群
正しい。
ネフローゼ症候群では大量蛋白尿と低アルブミン血症により浮腫が生じます。
c.平滑舌 慢性骨髄性白血病
誤り。
平滑舌は鉄欠乏性貧血、巨赤芽球性貧血などでみられ、慢性骨髄性白血病との代表的な組合せではありません。
d.関節内出血 血小板減少性紫斑病
誤り。
関節内出血は血友病など凝固因子異常で典型的です。血小板減少性紫斑病では点状出血や粘膜出血が中心です。
e.チアノーゼ 巨赤芽球性貧血
誤り。
チアノーゼは還元ヘモグロビン増加で生じます。巨赤芽球性貧血では蒼白や平滑舌などが重要で、典型的な組合せではありません。
覚えるポイント
- ネフローゼ症候群では蛋白尿、低アルブミン血症、浮腫を結び付けます。
- 血小板異常は粘膜出血、凝固因子異常は関節内・筋肉内出血が目立ちます。
- 平滑舌は貧血や栄養欠乏でみられます。