118C072|第118回 歯科医師国家試験 過去問
歯科医学総合総合問題
皮膚の色素沈着を伴うのはどれか。1 つ選べ。
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正解: e
正答
e
この問題のポイント
皮膚色素沈着を伴う顎顔面領域の先天異常では、McCune-Albright症候群の三徴を押さえます。
解説
McCune-Albright症候群は、多骨性線維性異形成症、カフェオレ斑、内分泌機能亢進を特徴とします。顎骨に線維性異形成症が生じると、無痛性骨膨隆、顔面非対称、すりガラス様エックス線像などを示すことがあります。
皮膚のカフェオレ斑は不整な境界を示し、出生時または幼少期からみられることがあります。内分泌異常として思春期早発症などを伴います。
鑑別のポイント
顎骨病変だけでなく、皮膚所見と内分泌症状を組み合わせて症候群を判断します。
選択肢の確認
a.Down 症候群
誤り。Down症候群では特徴的顔貌、筋緊張低下、上顎劣成長、歯の萌出遅延などを認めますが、カフェオレ斑は代表所見ではありません。
b.Crouzon 症候群
誤り。Crouzon症候群は頭蓋縫合早期癒合、眼球突出、上顎劣成長を特徴とし、皮膚色素沈着は典型的ではありません。
c.Gardner 症候群
誤り。Gardner症候群では大腸腺腫症、骨腫、埋伏歯、表皮囊胞などを認めますが、カフェオレ斑は中心所見ではありません。
d.Ramsay Hunt 症候群
誤り。Ramsay Hunt症候群は帯状疱疹ウイルス再活性化による顔面神経麻痺、耳介疱疹、耳痛などを示します。
e.McCune-Albright 症候群
正しい。McCune-Albright症候群ではカフェオレ斑、多骨性線維性異形成症、内分泌機能亢進を認めます。
覚えるポイント
- McCune-Albright症候群は多骨性線維性異形成症、カフェオレ斑、内分泌機能亢進が特徴です。
- 顎骨ではすりガラス様像を示すことがあります。
- 皮膚・骨・内分泌所見を一組で覚えます。