118C016|第118回 歯科医師国家試験 過去問
歯科医学総合総合問題
発熱を伴うのはどれか。1 つ選べ。
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正解: a
正答
a
この問題のポイント
舌の形態変化を単独の局所所見としてみるのではなく、発熱を伴う全身疾患と関連付けます。
解説
苺状舌は、舌乳頭が発赤・腫脹し、舌全体が苺のようにみえる状態です。猩紅熱や川崎病などで発熱とともにみられます。猩紅熱では発疹や咽頭痛、川崎病では持続する発熱、眼球結膜充血、口唇発赤などの全身所見を確認します。
他の選択肢は、慢性的または良性の舌変化としてみられることが多く、発熱を必須の特徴としません。
鑑別のポイント
苺状舌をみたら、舌だけでなく発熱、発疹、眼球結膜、頸部リンパ節、四肢末端の変化を確認します。
選択肢の確認
a.苺状舌
正しい。苺状舌は猩紅熱や川崎病など、発熱を伴う全身疾患でみられます。
b.溝状舌
誤り。溝状舌は舌背に多数の溝を認める形態異常で、多くは無症状であり発熱を伴いません。
c.黒毛舌
誤り。黒毛舌は糸状乳頭の延長と着色によるもので、抗菌薬、喫煙、口腔清掃不良などと関連しますが、通常は発熱を伴いません。
d.平滑舌
誤り。平滑舌は舌乳頭の萎縮で生じ、鉄欠乏やビタミンB12欠乏などでみられますが、発熱が典型ではありません。
e.地図状舌
誤り。地図状舌は舌背に境界明瞭な脱乳頭部が移動性にみられる良性病変で、通常は発熱を伴いません。
覚えるポイント
- 苺状舌は猩紅熱や川崎病でみられます。
- 黒毛舌は糸状乳頭の延長と着色です。
- 平滑舌では貧血や栄養欠乏を考えます。