118B013|第118回 歯科医師国家試験 過去問
歯科医学総合総合問題
医療従事者がN 95 マスクを着用すべき対象疾患はどれか。1 つ選べ。
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正解: a
正答
a
この問題のポイント
N95マスクは空気感染対策で用いる呼吸用防護具です。選択肢では結核が該当します。
解説
活動性肺結核では、微細な飛沫核が空気中を漂い、吸入によって感染します。医療従事者は標準予防策に加えて空気感染予防策を行い、適切にフィットしたN95マスクなどを着用します。
患者側には移動時のサージカルマスク着用を求め、可能であれば陰圧個室を使用します。
感染対策上のポイント
空気感染は結核、麻疹、水痘が代表です。飛沫感染で用いるサージカルマスクと、空気感染で用いるN95マスクを区別します。
選択肢の確認
a.結 核
正しい。
結核は空気感染するため、医療従事者はN95マスクなどの微粒子用呼吸防護具を着用します。
b.梅 毒
誤り。
梅毒は主に性的接触や母子感染で伝播します。通常の診療では標準予防策を基本とし、N95マスクを必要とする疾患ではありません。
c.淋 病
誤り。
淋病は主に性的接触で感染します。空気感染予防策は必要ありません。
d.破傷風
誤り。
破傷風は創傷から侵入した菌が産生する毒素で発症し、患者から人へ空気感染しません。
e.マラリア
誤り。
マラリアはハマダラカを介して感染する蚊媒介感染症であり、N95マスクの適応ではありません。
覚えるポイント
- N95マスクは空気感染予防策で用います。
- 空気感染の代表は結核、麻疹、水痘です。
- N95は顔面との密着性確認が重要です。