117D090|第117回 歯科医師国家試験 過去問
歯科医学総合総合問題
強制呼出曲線を図に示す。 1 秒率を求めよ。 ただし、小数点以下第1 位の数値が得られた場合には、四捨五入すること。 (数値回答形式を選択式に変換)

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正解: c
正答
c
この問題のポイント
図では最大吸気時7,000 mL、最大呼気時2,000 mL、1秒後3,000 mLです。差を用いて1秒量4,000 mL、努力性肺活量5,000 mLを求めます。
解説
使う公式
1秒率 = 1秒量 ÷ 努力性肺活量 × 100
努力性肺活量
7,000 mL − 2,000 mL = 5,000 mL
1秒量
最大吸気位から1秒後までに呼出した量なので、
7,000 mL − 3,000 mL = 4,000 mL
代入
1秒率 = 4,000 ÷ 5,000 × 100 = 80%
したがって正答はcです。グラフの3,000 mLは1秒量そのものではなく、1秒後に肺内へ残っている肺気量である点がひっかけです。
ひっかけポイント
縦軸は肺内に残る肺気量です。1秒後の3,000 mLをそのまま1秒量にしてはいけません。
画像の確認
実画像では、最大吸気位7000 mL、最大呼気位2000 mL、1秒時3000 mLが示されている。努力肺活量は5000 mL、1秒量は4000 mLなので、4000÷5000×100=80%となる正答cに対応する。
選択肢の確認
a.78%
誤り。図の値を正しく差し引くと78%にはなりません。
b.79%
誤り。計算値は80%であり、四捨五入して79%になる小数値ではありません。
c.80%
正しい。1秒量4,000 mLを努力性肺活量5,000 mLで除すと80%です。
d.81%
誤り。1秒後の肺気量3,000 mLを1秒量と取り違えるなど、グラフの読み方が不適切です。
e.82%
誤り。図から得られる正確な計算値は82%ではありません。
覚えるポイント
- 努力性肺活量=最大吸気位肺気量−最大呼気位肺気量。
- 1秒量=最大吸気位肺気量−1秒後肺気量。
- 1秒率=1秒量/努力性肺活量×100。