117C020|第117回 歯科医師国家試験 過去問
歯科医学総合総合問題
生後、ミュータンスレンサ球菌が定着しやすい時期はどれか。1 つ選べ。
解答・解説を見る
正解: c
正答
c
この問題のポイント
ミュータンスレンサ球菌の定着には、萌出した歯という非脱落性表面が必要で、感染の窓は生後19~31か月頃です。
解説
ミュータンスレンサ球菌は歯面のバイオフィルムに定着するため、歯が萌出していない時期には安定した定着が起こりにくいとされます。乳歯萌出が進む生後19~31か月頃は、養育者からの伝播と歯面への定着が起こりやすい時期です。
この時期には、養育者を含めた口腔衛生管理、砂糖摂取頻度の調整、フッ化物配合歯磨剤の適切な使用が重要です。
選択肢の確認
a.0~ 6 か月
誤り。
0~6か月は一般に歯の萌出前で、安定した歯面定着が起こりにくい時期です。
b.8~16 か月
誤り。
8~16か月は乳歯萌出が始まる時期ですが、代表的な感染の窓より早い範囲です。
c.19~31 か月
正しい。
生後19~31か月頃はミュータンスレンサ球菌が定着しやすい感染の窓とされます。
d.34~44 か月
誤り。
34~44か月は代表的な感染の窓より後です。
e.48~54 か月
誤り。
48~54か月はさらに後の時期です。
覚えるポイント
- ミュータンスレンサ球菌は歯面に定着する。
- 感染の窓は生後19~31か月頃。
- 幼児本人だけでなく養育者の口腔環境も重要。