117A075|第117回 歯科医師国家試験 過去問
基礎歯科医学生理・生化学・薬理
薬物と作用する受容体の組合せで正しいのはどれか。1 つ選べ。
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正解: a
正答
a
この問題のポイント
薬剤名と標的受容体を対応させる問題です。トラマドールはオピオイド受容体作用を持ちます。
解説
トラマドールは弱いμオピオイド受容体作動作用に加え、ノルアドレナリン・セロトニン再取り込み阻害作用を示す鎮痛薬です。
他の選択肢は、ベクロニウムがニコチン性アセチルコリン受容体、ロサルタンがアンジオテンシンⅡAT1受容体、サルブタモールがβ2アドレナリン受容体、プランルカストがロイコトリエン受容体に作用します。
選択肢の確認
a.トラマドール塩酸塩 オピオイド受容体
正しい。
トラマドール塩酸塩はμオピオイド受容体に作用し、鎮痛効果を示します。
b.ベクロニウム臭化物 ムスカリン受容体
誤り。
ベクロニウム臭化物は神経筋接合部のニコチン性アセチルコリン受容体を競合的に遮断します。ムスカリン受容体ではありません。
c.ロサルタンカリウム ロイコトリエン受容体
誤り。
ロサルタンカリウムはアンジオテンシンⅡAT1受容体拮抗薬です。ロイコトリエン受容体には作用しません。
d.サルブタモール硫酸塩 セロトニン受容体
誤り。
サルブタモール硫酸塩はβ2アドレナリン受容体作動薬で、気管支を拡張します。
e.プランルカスト水和物 アンジオテンシンⅡ受容体
誤り。
プランルカスト水和物はロイコトリエン受容体拮抗薬で、アンジオテンシンⅡ受容体には作用しません。
覚えるポイント
- トラマドール:μオピオイド受容体+モノアミン再取り込み阻害。
- ベクロニウム:ニコチン性受容体遮断。
- ロサルタン:AT1、サルブタモール:β2、プランルカスト:ロイコトリエン受容体。