117A014|第117回 歯科医師国家試験 過去問
歯科医学総合総合問題
パラトグラム検査により評価できるのはどれか。2 つ選べ。
2つ選択
解答・解説を見る
正解: b・e
正答
b、e
この問題のポイント
パラトグラムは発音時の舌と口蓋の接触部位を記録するため、舌が口蓋へ接触する子音を評価できます。
解説
パラトグラム検査では、口蓋面に塗布した材料の除去像などから、発音時に舌がどこへ接触したかを観察します。/t/は舌尖・舌端が歯槽部付近へ、/k/は舌背が軟口蓋付近へ接触するため評価できます。
一方、/p/、/b/、/m/は両唇音で、主な構音点は上下口唇です。舌と口蓋の接触を記録するパラトグラムには適しません。
選択肢の確認
a./ b /
誤り。
/b/は両唇を閉鎖してつくる有声両唇破裂音で、舌と口蓋の接触が主要ではありません。
b./ k /
正しい。
/k/は舌背と軟口蓋付近の接触でつくる軟口蓋音で、パラトグラムによる評価対象になります。
c./m/
誤り。
/m/は両唇を閉鎖して鼻腔へ呼気を通す両唇鼻音で、口蓋接触像を主に評価する音ではありません。
d./ p /
誤り。
/p/は無声両唇破裂音で、主な構音点は上下口唇です。
e./ t /
正しい。
/t/は舌尖・舌端と上顎前歯部歯槽付近の接触でつくられ、パラトグラムで評価できます。
覚えるポイント
- パラトグラムは舌と口蓋の接触をみます。
- /t/は歯槽音、/k/は軟口蓋音です。
- /p/、/b/、/m/は両唇音で、パラトグラムの主対象ではありません。