116D086|第116回 歯科医師国家試験 過去問
歯科医学総合総合問題
咬耗症〈attrition〉の生じやすい部位はどれか。3 つ選べ。
3つ選択
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正解: a・c・e
正答
a、c、e
この問題のポイント
咬耗症〈attrition〉は、歯と歯が接触して機械的に摩耗するため、咬合接触部に生じます。
解説
咬耗は前歯の切端、臼歯の咬合面、隣在歯同士が接触する隣接面接触点部に生じます。対合歯・隣接歯に対応する平坦で光沢のある摩耗面が特徴です。
歯頸部の欠損は摩耗〈abrasion〉や応力関連、露出根面の欠損はブラッシング・酸蝕などを考えます。
選択肢の確認
a.前歯切端
正しい。前歯切端は対合歯と接触し、咬耗が生じやすい部位です。
b.前歯歯頸部
誤り。前歯歯頸部の欠損はブラッシングなどによる摩耗やくさび状欠損を考えます。
c.臼歯咬合面
正しい。臼歯咬合面は咀嚼・ブラキシズムで歯同士が接触し、咬耗しやすいです。
d.臼歯露出根面
誤り。臼歯露出根面の摩耗は歯ブラシなど外来性機械力によるabrasionが中心です。
e.隣接面接触点部
正しい。隣接面接触点部も歯の微小動揺に伴う歯同士の接触で咬耗します。
覚えるポイント
- attritionは歯対歯の摩耗です。
- 切端、咬合面、隣接面接触点に生じます。
- 歯頸部・露出根面のabrasionと区別します。