116A014|第116回 歯科医師国家試験 過去問
歯科医学総合総合問題
内外2 層のリン脂質二重層で囲まれ、膜間腔を有するのはどれか。1 つ選べ。
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正解: e
正答
e
この問題のポイント
細胞小器官を膜の枚数と内部構造で識別します。二重膜と膜間腔をもつ代表はミトコンドリアです。
解説
ミトコンドリアは外膜と内膜の2枚のリン脂質二重層で囲まれ、その間に膜間腔をもちます。内膜はクリステを形成し、電子伝達系と酸化的リン酸化によるATP産生の場となります。
ゴルジ装置、粗面小胞体、リソソームは単膜系小器官です。リボソームは膜をもちません。
歯科国試ではここを押さえる
二重膜はミトコンドリアと核、単膜は小胞体・ゴルジ装置・リソソーム、無膜はリボソームと整理します。
選択肢の確認
a.ゴルジ装置
誤り。
ゴルジ装置は扁平な膜嚢が重なった単膜系小器官で、二重膜と膜間腔をもちません。
b.粗面小胞体
誤り。
粗面小胞体は表面にリボソームが付着した単膜系小器官です。
c.リソソーム
誤り。
リソソームは加水分解酵素を含む単膜性小器官です。
d.リボソーム
誤り。
リボソームはrRNAと蛋白からなり、膜で囲まれていません。
e.ミトコンドリア
正しい。
ミトコンドリアは外膜と内膜からなる二重膜構造をもち、両者の間に膜間腔があります。
覚えるポイント
- ミトコンドリアは二重膜と膜間腔をもちます。
- 内膜のクリステでATP産生が行われます。
- リボソームは無膜性です。