115C050|第115回 歯科医師国家試験 過去問
わが国の1965 年、1980 年、2020 年 (推計 )、2040 年 (推計 )及び2065 年 (推計 )の 人口ピラミッド (別冊No. 15 )を別に示す。 2020 年はどれか。 1つ選べ。

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正解: c
正答
c
この問題のポイント
人口ピラミッドでは、年齢別人口の「ふくらみ」と底辺の幅を読みます。2020年は、少子化による狭い底辺と、第1次・第2次ベビーブーム世代の2つのふくらみをもつ形です。
解説
人口ピラミッドは、中央の縦軸に年齢、左右に男性・女性の人口を示します。過去から将来へ進むにつれて、出生数の減少と高齢化により、ピラミッド型からつぼ型・逆ピラミッド型へ変化します。
2020年の日本では、次の特徴があります。
- 年少人口が少なく、底辺が狭い
- 第2次ベビーブーム世代が40歳代後半にあり、中年層がふくらむ
- 第1次ベビーブーム世代が70歳代前半にあり、高齢層にもふくらみがある
- 将来推計ほど高齢層への偏りは極端ではない
図のウは、狭い底辺と中年層・高齢層の2つのふくらみを示しており、2020年に該当します。
図で見るポイント
まず底辺の幅から出生数を読み、次に第1次・第2次ベビーブーム世代に対応するふくらみを探します。将来推計では底辺がさらに狭く、高齢層の比重が大きくなります。
画像の確認
実画像では、ウの人口ピラミッドは底部が狭く、50歳代付近と70歳代付近に二つの膨らみを持つ。他の図は裾広がりの過去年型またはさらに底部が縮小した将来型であり、2020年に当たるウ、すなわち正答cを支持する。
選択肢の確認
a.ア
誤り。
底辺が非常に狭く、高齢層の比重が大きい将来推計型です。2020年より高齢化が進んだ人口構造を示します。
b.イ
誤り。
若年層と30歳前後に大きなふくらみがあり、2020年より出生数が多い過去の人口構造です。
c.ウ
正しい。
少子化による狭い底辺と、第1次・第2次ベビーブーム世代に対応する2つのふくらみを示し、2020年の人口構造に一致します。
d.エ
誤り。
若年層が広く、年齢が上がるほどおおむね狭くなる過去のピラミッド型に近い人口構造です。
e.オ
誤り。
高齢層の比重が2020年より大きく、底辺もさらに狭い将来推計の人口構造です。
覚えるポイント
- 2020年は狭い底辺と2つの人口のふくらみが特徴です。
- 過去はピラミッド型、将来はより強いつぼ型へ変化します。
- 第1次ベビーブーム世代と第2次ベビーブーム世代の年齢を意識します。