37PM25第37回 臨床工学技士国家試験 過去問

医用基礎工学数学・単位・基礎物理複素数・単位換算・物理量・基本計算

物理量と単位との組合せで正しいのはどれか。

解答・解説を見る

正解: 4

正答

4

この問題のポイント

この問題では、物理量とSI単位の対応が問われています。

正しい組合せは、応力 Pa です。

応力は単位面積あたりに作用する力なので、

  • 応力 = 力 / 面積
  • Pa = N/m²

で表されます。

解説

物理量の単位問題では、記号だけで判断せず、何を表す量なのかを確認することが重要です。

応力は、材料に外力が加わったとき、材料内部に生じる単位面積あたりの力です。圧力と同じ次元をもち、単位は Pa、パスカル です。

一方、ほかの選択肢は単位の対応が誤っています。

コンダクタンスは、電流の流れやすさを表す量です。抵抗の逆数であり、単位は S、ジーメンス です。Cはクーロンで、電荷の単位です。

磁束密度の単位は T、テスラ です。Hはヘンリーとしてインダクタンスの単位に使われます。また、磁界の強さを表す記号としてHが使われることもありますが、磁束密度の単位ではありません。

熱容量は、物体の温度を1 K上昇させるのに必要な熱量を表します。単位は J/K です。Kは温度の単位であるケルビンです。

吸収線量は、物質1 kgあたりに吸収された放射線エネルギーを表します。単位は Gy、グレイ です。Sv、シーベルトは等価線量や実効線量に用いられます。

ひっかけポイント
放射線の単位では、Gyは吸収線量Svは人体影響を考慮した線量として区別します。

選択肢の確認

1.誤り。
コンダクタンスの単位はCではなく、Sです。Cは電荷の単位であるクーロンです。

2.誤り。
磁束密度の単位はHではなく、Tです。Tはテスラです。Hはインダクタンスの単位ヘンリーとして用いられます。

3.誤り。
熱容量の単位はKではなく、J/Kです。Kは温度そのものの単位です。

4.正しい。
応力の単位はPaです。応力は単位面積あたりの力であり、Pa = N/m² です。

5.誤り。
吸収線量の単位はSvではなく、Gyです。Svは等価線量や実効線量に用いられます。

覚えるポイント

  • コンダクタンスの単位は S、ジーメンス です。
  • 磁束密度の単位は T、テスラ です。
  • 熱容量の単位は J/K です。
  • 応力の単位は Pa です。
  • 吸収線量の単位は Gy、等価線量・実効線量の単位は Sv です。

関連問題

37PM2437PM26
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)