37PM24|第37回 臨床工学技士国家試験 過去問
人体の構造と機能呼吸循環生理肺拡散能・CO₂運搬・血圧/脈圧・冠循環
図のスパイログラムで肺活量はどれか。

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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、スパイログラムにおける肺気量分画が問われています。
肺活量は、最大吸気位から最大呼気位までに呼出できる空気量です。
つまり、
- 最大吸気位から最大呼気位まで
- 予備吸気量 + 1回換気量 + 予備呼気量
- 残気量は含まない
これに対応するのが、図の d です。
図で見るポイント
図では、上から順に「最大吸気位」「安静吸気位」「安静呼気位」「最大呼気位」が示されています。肺活量は、最大吸気位から最大呼気位までの縦方向の幅です。
解説
スパイログラムでは、呼吸に伴う肺気量の変化を波形として表します。
各肺気量分画を整理すると、次のようになります。
- 1回換気量:安静吸気位と安静呼気位の差
- 予備吸気量:安静吸気位から最大吸気位まで
- 予備呼気量:安静呼気位から最大呼気位まで
- 肺活量:最大吸気位から最大呼気位まで
- 全肺気量:最大吸気位から残気量を含む最下位まで
肺活量は、努力して最大限吸い込んだ状態から、最大限吐き出した状態までの空気量です。
式で表すと、
- 肺活量 = 予備吸気量 + 1回換気量 + 予備呼気量
です。
図では、最大吸気位から最大呼気位までを示す矢印が d です。
したがって、肺活量はdであり、選択肢4が正答です。
ひっかけポイント
肺活量には残気量を含みません。最大呼気位より下にある残気量まで含めると、全肺気量になります。
選択肢の確認
1.誤り。
aは、安静吸気位から最大吸気位までの量を示しています。これは予備吸気量に相当し、肺活量全体ではありません。
2.誤り。
bは、安静呼気位から最大吸気位までの量を示しています。これは吸気容量に相当します。肺活量ではありません。
3.誤り。
cは、安静呼気位から安静吸気位までの量を示しています。これは1回換気量に相当します。
4.正しい。
dは、最大吸気位から最大呼気位までの量を示しています。これは肺活量です。
5.誤り。
eは、最大吸気位から残気量を含む最下位までの量を示しており、全肺気量に相当します。肺活量ではありません。
覚えるポイント
- 肺活量は、最大吸気位から最大呼気位までの量です。
- 肺活量 = 予備吸気量 + 1回換気量 + 予備呼気量です。
- 1回換気量は、安静吸気位と安静呼気位の差です。
- 肺活量には残気量を含みません。
- 残気量まで含めた最大の肺容量は、全肺気量です。