37PM23|第37回 臨床工学技士国家試験 過去問
病理・臨床医学救急・集中治療・周術期心停止/AED・SOFA・脳死・FAST・術前評価
脳死判定基準に合致しないのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
この問題では、脳死判定基準に含まれる所見が問われています。
脳死判定では、脳全体、特に脳幹機能が不可逆的に失われていることを確認します。
代表的な判定項目には、次のようなものがあります。
- 深昏睡
- 瞳孔散大・固定
- 脳幹反射の消失
- 平坦脳波
- 自発呼吸の消失
この問題では、縮瞳が脳死判定基準に合致しない所見です。
解説
脳死は、脳幹を含む全脳機能が不可逆的に停止した状態です。
脳幹は、呼吸、意識、瞳孔反射、角膜反射、咳反射など、生命維持に重要な機能に関係します。脳死判定では、これらの機能が失われていることを慎重に確認します。
脳死判定に関係する主な所見は次のとおりです。
- 深昏睡:外界刺激に反応しない深い意識障害
- 脳幹反射の全消失:瞳孔反射、角膜反射、咳反射などが消失
- 平坦脳波:脳波活動が認められない
- 自発呼吸の消失:無呼吸テストで確認される
- 瞳孔散大・固定:瞳孔が散大し、光に反応しない
縮瞳は瞳孔が小さくなることです。脳死判定基準で典型的にみられる瞳孔所見は、縮瞳ではなく、瞳孔散大・固定です。
ひっかけポイント
「瞳孔の異常」とだけ覚えると迷いやすくなります。脳死判定では、縮瞳ではなく瞳孔散大・固定を押さえます。
選択肢の確認
1.合致します。
脳幹反射の全消失は、脳死判定における重要な所見です。脳幹機能が失われていることを示します。
2.合致します。
自発呼吸の消失は、脳死判定に含まれる重要な項目です。無呼吸テストで確認されます。
3.合致します。
平坦脳波は、脳波活動が認められない状態を示し、脳死判定に関係します。
4.合致します。
深昏睡は、脳死判定で確認する重要な状態です。外界刺激に対する反応がありません。
5.正答。合致しません。
縮瞳は脳死判定基準に合致する典型的所見ではありません。脳死判定では、瞳孔散大・固定が重要です。
覚えるポイント
- 脳死は、脳幹を含む全脳機能の不可逆的停止です。
- 脳死判定では、深昏睡、脳幹反射消失、平坦脳波、自発呼吸消失を確認します。
- 瞳孔所見は散大・固定が重要です。
- 縮瞳は脳死判定基準に合致しません。
- 自発呼吸の消失は無呼吸テストで確認されます。