38AM13|第38回 臨床工学技士国家試験 過去問
病理・臨床医学救急・集中治療・周術期心停止/AED・SOFA・脳死・FAST・術前評価
全身麻酔手術の術前スクリーニング検査として適切なのはどれか。 a.胸部 X 線検査 b.呼吸機能検査 c.ホルター心電図検査 d.脳波検査 e.ABO 血液型検査
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、全身麻酔手術前に確認する検査が問われています。
組合せ問題なので、問題文中の a.b.c.d.e. をそれぞれ判定し、最終的に選択肢1〜5の組合せを選びます。
解説
全身麻酔では、呼吸、循環、出血、輸血リスクをあらかじめ評価することが重要です。
小項目の正誤は次のように整理できます。
- a.正しい。胸部X線検査は、肺野、心拡大、胸水などの評価に役立ちます。
- b.正しい。呼吸機能検査は、換気予備能や閉塞性・拘束性障害の評価に役立ちます。
- c.誤り。ホルター心電図検査は不整脈評価に有用ですが、全例の術前スクリーニングとして行う検査ではありません。
- d.誤り。脳波検査は、全身麻酔手術の一般的な術前スクリーニングではありません。
- e.正しい。ABO血液型検査は、輸血の可能性がある手術で重要です。
よって、適切な小項目は a、b、e であり、選択肢2が正答です。
周術期管理のポイント
術前評価では、麻酔に耐えられる呼吸・循環機能があるか、出血や輸血に備えられているかを確認します。
選択肢の確認
1.誤り。
選択肢1は a、b、c の組合せです。aとbは適切ですが、cのホルター心電図検査は通常の術前スクリーニングとして全例に行う検査ではありません。
2.正しい。
選択肢2は a、b、e の組合せです。胸部X線検査、呼吸機能検査、ABO血液型検査はいずれも全身麻酔手術前の評価として適切です。
3.誤り。
選択肢3は a、d、e の組合せです。aとeは適切ですが、dの脳波検査は一般的な術前スクリーニングではありません。
4.誤り。
選択肢4は b、c、d の組合せです。bは適切ですが、cとdは通常の術前スクリーニングとしては不適切です。
5.誤り。
選択肢5は c、d、e の組合せです。eは適切ですが、cとdは一般的な術前スクリーニングではありません。
覚えるポイント
- 全身麻酔前は呼吸機能、循環状態、輸血準備を確認する。
- 胸部X線検査は胸部・心肺状態の評価に役立つ。
- 呼吸機能検査は換気予備能の評価に役立つ。
- ABO血液型検査は輸血準備で重要。
- ホルター心電図や脳波は、必要時に追加する検査として考える。