37PM22|第37回 臨床工学技士国家試験 過去問
病理・臨床医学救急・集中治療・周術期心停止/AED・SOFA・脳死・FAST・術前評価
全身麻酔はどれか。 a.硬膜外麻酔 b.伝達麻酔 c.浸潤麻酔 d.静脈麻酔 e.吸入麻酔
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
この問題では、全身麻酔と局所麻酔・区域麻酔の分類が問われています。
全身麻酔に該当するのは、次の2つです。
- d.静脈麻酔
- e.吸入麻酔
解説
全身麻酔は、意識消失、鎮痛、筋弛緩、有害反射の抑制などを目的として、中枢神経系に作用させる麻酔です。
全身麻酔の代表は、静脈麻酔と吸入麻酔です。
静脈麻酔では、静脈から麻酔薬を投与します。麻酔導入や全静脈麻酔で用いられます。
吸入麻酔では、吸入麻酔薬を肺から取り込み、血液を介して中枢神経系へ作用させます。
一方、硬膜外麻酔、伝達麻酔、浸潤麻酔は、局所麻酔薬を用いて神経伝導を遮断する麻酔です。意識を消失させる全身麻酔ではありません。
ひっかけポイント
麻酔は「全身に効くか」「局所の神経を遮断するか」で分けます。硬膜外麻酔は広い範囲に効くことがありますが、分類としては全身麻酔ではなく区域麻酔です。
選択肢の確認
1.誤り。
選択肢1はa、bの組合せです。硬膜外麻酔と伝達麻酔はいずれも局所麻酔薬による区域麻酔・局所麻酔の範囲であり、全身麻酔ではありません。
2.誤り。
選択肢2はa、eの組合せです。eの吸入麻酔は全身麻酔ですが、aの硬膜外麻酔は全身麻酔ではありません。
3.誤り。
選択肢3はb、cの組合せです。伝達麻酔と浸潤麻酔はいずれも局所麻酔に分類され、全身麻酔ではありません。
4.誤り。
選択肢4はc、dの組合せです。dの静脈麻酔は全身麻酔ですが、cの浸潤麻酔は局所麻酔です。
5.正しい。
選択肢5はd、eの組合せです。静脈麻酔と吸入麻酔はいずれも全身麻酔です。
覚えるポイント
- 全身麻酔には静脈麻酔と吸入麻酔があります。
- 硬膜外麻酔は区域麻酔です。
- 伝達麻酔は神経ブロックに近い局所麻酔です。
- 浸潤麻酔は処置部位周囲に局所麻酔薬を注入する方法です。
- 全身麻酔では、意識、呼吸、循環の管理が重要です。