37AM11|第37回 臨床工学技士国家試験 過去問
心停止の原因とならないのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
この問題では、心停止でみられる代表的な心電図リズムが問われています。
心停止で重要なリズムは、主に次の4つです。
- 心静止
- 心室細動
- 無脈性心室頻拍
- 無脈性電気活動
解説
心停止とは、心臓のポンプ機能が停止し、有効な循環が維持できない状態です。
救急・集中治療では、心停止リズムをすばやく判断し、除細動が必要なリズムかどうかを見分けることが重要です。
心室細動と無脈性心室頻拍は、除細動の適応となる代表的な心停止リズムです。一方、心静止と無脈性電気活動は除細動の適応ではなく、胸骨圧迫、原因検索、薬剤投与などが中心になります。
発作性上室性頻拍は、心房や房室結節付近を起源とする頻拍です。通常は脈が保たれることが多く、心停止の代表的原因としては扱いません。
臨床工学技士としての注意点
除細動器やAEDに関わる場面では、心室細動や無脈性心室頻拍など、除細動が必要なリズムを理解しておくことが重要です。
選択肢の確認
1.心停止の原因として該当します。
心静止は心臓の電気的活動がほぼ消失した状態で、心停止リズムの一つです。
2.心停止の原因として該当します。
心室細動では心室が無秩序に興奮し、有効な拍出ができません。除細動の適応となる代表的な心停止リズムです。
3.心停止の原因として該当します。
心室頻拍は、特に無脈性となった場合に心停止として扱われます。心室細動と同様、除細動の適応となることがあります。
4.心停止の原因として該当します。
無脈性電気活動は、心電図上の電気活動があるにもかかわらず有効な脈拍がない状態です。心停止リズムの一つです。
5.正答。通常、心停止の代表的原因ではありません。
発作性上室性頻拍は上室性の頻拍であり、多くの場合は脈が保たれます。心停止の代表的原因としては、心室細動、無脈性心室頻拍、心静止、無脈性電気活動を優先して覚えます。
覚えるポイント
- 心停止リズムは、心静止、心室細動、無脈性心室頻拍、無脈性電気活動を押さえます。
- 心室細動と無脈性心室頻拍は除細動の適応です。
- 心静止と無脈性電気活動は除細動の適応ではありません。
- 発作性上室性頻拍は、心停止の代表的原因ではありません。