8PM104|第8回 公認心理師国家試験 過去問
肝臓で毒性が低い尿素に変換される物質として、正しいものを1つ選べ。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、肝臓におけるアンモニアの解毒と尿素回路が問われています。
キーワードは、「毒性が低い尿素に変換される物質」です。
解説
アンモニアは、タンパク質やアミノ酸の代謝で生じる物質で、体内に蓄積すると中枢神経系に悪影響を及ぼす毒性の高い物質です。
肝臓では、アンモニアが尿素回路によって毒性の低い尿素に変換されます。尿素は血液を通って腎臓へ運ばれ、尿中に排泄されます。
肝機能が低下すると、アンモニアの処理がうまくいかず、高アンモニア血症や肝性脳症が問題となることがあります。肝性脳症では、意識障害、見当識障害、羽ばたき振戦などがみられる場合があります。
医療・保健領域のポイント
肝臓は、代謝、解毒、胆汁産生、栄養貯蔵などに関わります。アンモニアを尿素に変える働きは、解毒機能として重要です。
選択肢の確認
1.アンモニア
判定:正しい。
アンモニアは肝臓で尿素に変換され、毒性が低い形で排泄されます。問題文の説明に合致します。
2.グルコース
判定:適切とはいえない。
グルコースは血糖として利用される糖です。肝臓でグリコーゲンとして貯蔵されることがありますが、尿素に変換される物質ではありません。
3.グリコーゲン
判定:適切とはいえない。
グリコーゲンは、グルコースが貯蔵される形です。肝臓や筋肉に蓄えられますが、尿素に変換される物質ではありません。
4.コレステロール
判定:適切とはいえない。
コレステロールは細胞膜やステロイドホルモン、胆汁酸などに関係する脂質です。尿素に変換される物質ではありません。
5.アセトアルデヒド
判定:適切とはいえない。
アセトアルデヒドは、アルコール代謝の途中で生じる有害物質です。さらに酢酸へ代謝されますが、尿素に変換される物質ではありません。
覚えるポイント
- アンモニアは、肝臓で尿素に変換されます。
- 尿素は腎臓から尿中へ排泄されます。
- 肝機能低下では、アンモニア処理の低下により肝性脳症が問題になることがあります。