8PM105|第8回 公認心理師国家試験 過去問
重度の知的障害及び重度の肢体不自由が重複している状態を表す用語として、最も適切なものを1つ選べ。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、重度の知的障害と重度の肢体不自由が重複している状態を表す用語が問われています。
キーワードは、「重度の知的障害」と「重度の肢体不自由」です。
解説
重症心身障害とは、重度の知的障害と重度の肢体不自由が重複している状態を指します。
重症心身障害のある人は、医療的ケア、姿勢保持、摂食、呼吸、移動、コミュニケーション、生活全般にわたる支援を必要とすることがあります。支援では、本人の意思表示の方法を丁寧に読み取り、家族や医療・福祉・教育の多職種が連携することが重要です。
公認心理師は、発達やコミュニケーションの評価、家族支援、きょうだい支援、支援者へのコンサルテーション、意思決定支援などに関わることがあります。
福祉・医療領域のポイント
重症心身障害は、診断名というより、重度の知的障害と重度の肢体不自由が重複した状態を表す用語として押さえます。
選択肢の確認
1.難病
判定:適切とはいえない。
難病は、発病機構が明らかでなく、治療方法が確立していない希少な疾病などを指す行政上の概念です。重度知的障害と重度肢体不自由の重複状態を表す用語ではありません。
2.内部障害
判定:適切とはいえない。
内部障害は、心臓、腎臓、呼吸器、ぼうこう・直腸、小腸、肝臓、免疫機能などの内部機能の障害を指します。知的障害と肢体不自由の重複を表す用語ではありません。
3.サルコペニア
判定:適切とはいえない。
サルコペニアは、加齢などに伴う筋肉量や筋力の低下を指します。重度の知的障害と肢体不自由の重複状態ではありません。
4.重症心身障害
判定:最も適切。
重度の知的障害と重度の肢体不自由が重複している状態を表します。問題文の説明に合致します。
5.発達性協調運動症
判定:適切とはいえない。
発達性協調運動症は、協調運動技能の獲得や遂行に困難があり、日常生活や学業に支障をきたす神経発達症です。重度知的障害と重度肢体不自由の重複状態ではありません。
覚えるポイント
- 重症心身障害は、重度の知的障害と重度の肢体不自由の重複状態です。
- 支援では、医療、福祉、教育、家族支援の多職種連携が重要です。
- 内部障害、難病、発達性協調運動症とは概念を区別します。