8AM42|第8回 公認心理師国家試験 過去問
N. Cohn が提唱した障害受容段階に含まれないものを1つ選べ。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、N. Cohn が提唱した障害受容段階に含まれる段階が問われています。
「含まれないもの」を選ぶ問題なので、正答はCohnの障害受容段階には含まれない選択肢です。
解説
N. Cohn は、障害を受けた人が心理的にどのような過程をたどるかについて、障害受容の段階を示しました。
代表的には、ショック、回復への期待、悲哀、防衛、適応といった流れで理解されます。
障害受容は、直線的に一方向へ進むとは限りません。本人の状態、支援環境、家族関係、社会的支援、障害の程度、時期によって、揺れ戻りや停滞が生じることもあります。
「取り引き」は、死の受容過程などで知られる段階として出題されることがありますが、Cohn の障害受容段階には含まれません。
リハビリテーション領域のポイント
障害受容では、本人の心理的過程を固定的に決めつけず、その時点の気持ち、喪失体験、希望、支援資源を丁寧に理解します。
選択肢の確認
1.悲哀
判定:含まれる。
悲哀は、障害による喪失や生活変化に対する悲しみとして理解されます。Cohn の障害受容段階に含まれます。
2.防衛
判定:含まれる。
防衛は、つらい現実から自分を守る心理的反応として理解されます。障害受容の過程に含まれます。
3.ショック
判定:含まれる。
障害を負った直後などに、現実を十分に受け止められないショックの段階が想定されます。障害受容段階に含まれます。
4.取り引き
判定:正答。含まれない。
取り引きは、死の受容過程などでよく知られる概念ですが、Cohn の障害受容段階には含まれません。
5.回復への期待
判定:含まれる。
障害を負った後に、元に戻るのではないか、回復するのではないかと期待する段階です。Cohn の障害受容段階に含まれます。
覚えるポイント
- Cohn の障害受容段階には、ショック、回復への期待、悲哀、防衛、適応などが含まれます。
- 取り引きは、Cohn の障害受容段階には含まれません。
- 障害受容は固定的な一本道ではなく、揺れや個人差を伴う過程です。