7AM24第7回 公認心理師国家試験 過去問

発達心理学-07 老年期・喪失・悲嘆

1日の大半を家の中で過ごし、外出頻度は週1回未満である高齢者の状態として、最も適切なものを1つ選べ。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

この問題では、高齢者の閉じこもりの定義に近い状態が問われています。

キーワードは、「1日の大半を家の中で過ごす」「外出頻度は週1回未満」です。

解説

閉じこもりは、高齢者が生活の大半を家の中で過ごし、外出頻度が非常に少ない状態を指します。

閉じこもりは、身体機能の低下、抑うつ、認知機能低下、社会的孤立、フレイル、要介護状態のリスクと関連します。そのため、高齢者支援では、単に外出していないという事実だけでなく、外出しにくい理由、身体機能、気分、認知機能、家族・地域とのつながりを総合的に把握することが重要です。

福祉領域でのポイント
高齢者の閉じこもりでは、本人の意欲だけでなく、身体機能、住環境、交通手段、地域資源、家族関係を含めて支援を考えます。

選択肢の確認

1.見当識障害
判定:適切とはいえない。
見当識障害は、時間、場所、人物などが分からなくなる状態です。認知症やせん妄などでみられますが、外出頻度が少ない状態そのものを指す用語ではありません。

2.閉じこもり
判定:最も適切。
1日の大半を家の中で過ごし、外出頻度が週1回未満である高齢者の状態を表します。問題文の説明に合致します。

3.要介護状態
判定:適切とはいえない。
要介護状態は、身体上または精神上の障害により、入浴、排せつ、食事などの日常生活上の介護を要する状態です。外出頻度が少ないことだけで要介護状態とは判断できません。

4.老年的超越
判定:適切とはいえない。
老年的超越は、高齢期において物質的・合理的な価値から離れ、人生や存在をより広い視点で受け止めるようになる心理的発達を指します。外出頻度の低下を意味する用語ではありません。

5.遂行機能障害
判定:適切とはいえない。
遂行機能障害は、計画、切り替え、抑制、問題解決などの認知機能の障害です。外出頻度が少ない状態そのものを表す用語ではありません。

覚えるポイント

  • 閉じこもりは、家の中で過ごす時間が長く、外出頻度が少ない状態です。
  • 高齢者の閉じこもりは、フレイル、抑うつ、社会的孤立、要介護化のリスクと関連します。
  • 支援では、身体面、心理面、社会環境を総合的に評価します。

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