8AM26|第8回 公認心理師国家試験 過去問
家族の介護負担感のアセスメントに用いられる心理検査として、適切なものを1つ選べ。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、家族介護者の介護負担感を評価する尺度が問われています。
キーワードは、「家族」「介護負担感」です。
解説
J-ZBI_8は、Zarit 介護負担尺度日本語版の短縮版で、家族介護者の介護負担感を評価するために用いられます。
介護負担感には、身体的疲労、心理的ストレス、時間的制約、経済的負担、社会的孤立、本人との関係性の変化などが含まれます。
認知症や高齢者支援では、本人の症状だけでなく、介護者がどの程度負担を感じているかを把握することが重要です。介護者の負担が高まると、介護継続の困難、虐待リスク、抑うつ、不眠などにつながることがあります。
高齢者支援のポイント
認知症や高齢者支援では、本人へのアセスメントだけでなく、家族介護者の負担感も評価します。介護者支援は、本人支援の一部でもあります。
選択肢の確認
1.GDS
判定:適切とはいえない。
GDSは、高齢者の抑うつを評価する尺度です。家族の介護負担感を評価する尺度ではありません。
2.J-ZBI_8
判定:正しい。
J-ZBI_8は、家族介護者の介護負担感を評価する尺度です。問題文の説明に合致します。
3.MoCA-J
判定:適切とはいえない。
MoCA-Jは、軽度認知障害などを含む認知機能のスクリーニングに用いられる検査です。介護者の負担感を測定するものではありません。
4.NPI
判定:適切とはいえない。
NPIは、認知症などに伴う行動・心理症状を評価する尺度です。介護者負担と関連して扱われることはありますが、介護負担感そのものの評価尺度としてはJ-ZBI_8が適切です。
5.RBMT
判定:適切とはいえない。
RBMTは、日常記憶を評価する検査です。家族介護者の介護負担感を評価する検査ではありません。
覚えるポイント
- J-ZBI_8は、家族介護者の介護負担感を評価します。
- GDSは高齢者の抑うつ、MoCA-Jは認知機能、RBMTは日常記憶です。
- 介護者の負担感を把握することは、虐待予防や支援継続にも重要です。