7PM129第7回 公認心理師国家試験 過去問

精神疾患とその治療-06 気分症:うつ病・双極症・気分変調・気分循環

DSM-5 における抑うつエピソードの主要な症状に該当するものを 2 つ選べ。

2つ選択
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正解: 2・5

正答

2、5

この問題のポイント

この問題では、DSM-5における抑うつエピソードの主要症状が問われています。

2つ選ぶ問題なので、抑うつエピソードに含まれる症状を選択肢ごとに確認します。

解説

DSM-5における抑うつエピソードでは、抑うつ気分、興味又は喜びの著しい減退、体重や食欲の変化、睡眠の問題、精神運動の変化、疲労感、無価値感又は過剰な罪責感、思考力や集中力の低下、自殺念慮などが重要です。

この中で、本問の選択肢に含まれる主要症状は、無価値感興味又は喜びの著しい減退です。

注意散漫はAD/HDや躁状態などの文脈で出題されやすく、自尊心の肥大は躁病エピソードで重要です。現実感消失又は離人感は解離症状や不安症状の文脈で問われやすい症状です。

精神疾患のポイント
抑うつエピソードでは、抑うつ気分と興味・喜びの減退を中心に、睡眠、食欲、疲労、無価値感、集中困難、自殺念慮を整理します。

選択肢の確認

1.注意散漫
判定:誤り。
注意散漫は、AD/HDや躁病エピソードなどでみられることがあります。抑うつで集中困難が生じることはありますが、DSM-5の抑うつエピソードの主要症状としてこの選択肢を選ぶのは適切ではありません。

2.無価値感
判定:正しい。
抑うつエピソードでは、自分には価値がないと感じる無価値感や、過剰又は不適切な罪責感がみられることがあります。主要症状に該当します。

3.自尊心の肥大
判定:誤り。
自尊心の肥大は、躁病エピソードや軽躁病エピソードでみられる代表的症状です。抑うつエピソードの主要症状ではありません。

4.現実感消失又は離人感
判定:誤り。
現実感消失や離人感は、解離症状、不安症状、パニック発作などの文脈でみられることがあります。抑うつエピソードの主要症状としては選びません。

5.興味又は喜びの著しい減退
判定:正しい。
興味又は喜びの著しい減退は、抑うつエピソードの中核的症状の一つです。以前楽しめていたことが楽しめなくなる状態を指します。

覚えるポイント

  • 抑うつエピソードでは、興味又は喜びの著しい減退が中核症状です。
  • 無価値感や過剰な罪責感も主要症状に含まれます。
  • 自尊心の肥大は躁状態、現実感消失や離人感は解離・不安症状と関連づけます。

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