7PM130|第7回 公認心理師国家試験 過去問
地域包括ケアシステムについて、適切なものを 2 つ選べ。
解答・解説を見る
正解: 1・5
正答
1、5
この問題のポイント
この問題では、地域包括ケアシステムの構成要素と実施単位が問われています。
2つ選ぶ問題なので、医療、介護、予防、住まい、生活支援、自助・互助・共助・公助の視点を整理します。
解説
地域包括ケアシステムは、高齢者が可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けられるよう、医療、介護、予防、住まい、生活支援を一体的に提供する仕組みです。
このシステムには、公的サービスだけでなく、本人や家族による自助、住民同士の支え合いである互助も含まれます。
また、住まいの確保は重要な構成要素です。高齢者が安心して暮らせる住まいとして、サービス付き高齢者向け住宅の整備も地域包括ケアの文脈で位置づけられます。
地域包括ケアシステムは、一般に市町村や日常生活圏域を単位として構築されます。都道府県単位ではありません。訪問看護は、原則として医師の指示書が必要です。
福祉・医療領域のポイント
地域包括ケアシステムは、医療、介護、予防、住まい、生活支援が一体となった仕組みです。自助、互助、共助、公助の考え方も合わせて覚えます。
選択肢の確認
1.住民による自助や互助が含まれる。
判定:正しい。
地域包括ケアシステムには、公的サービスだけでなく、本人や家族の自助、住民同士の支え合いである互助も含まれます。地域で暮らし続けるための重要な要素です。
2.都道府県を単位として構築されている。
判定:誤り。
地域包括ケアシステムは、主に市町村や日常生活圏域を単位として構築されます。都道府県を単位とするという記述は適切ではありません。
3.高齢者の入院は、システムの対象外である。
判定:誤り。
地域包括ケアシステムには、医療も含まれます。入院医療だけで完結するものではありませんが、入退院支援や在宅医療との連携なども重要であり、高齢者の入院が対象外という記述は不適切です。
4.医師の指示書がなくても訪問看護は可能である。
判定:誤り。
訪問看護は、原則として医師の指示書に基づいて提供されます。医師の指示書がなくても可能という記述は適切ではありません。
5.サービス付き高齢者向け住宅の整備が行われている。
判定:正しい。
地域包括ケアシステムでは、住まいの確保も重要です。サービス付き高齢者向け住宅は、高齢者が地域で安心して暮らすための住まいの一つとして整備が進められています。
覚えるポイント
- 地域包括ケアシステムは、医療、介護、予防、住まい、生活支援を一体的に提供する仕組みです。
- 自助・互助も地域包括ケアに含まれます。
- 構築単位は、主に市町村や日常生活圏域です。