7PM123|第7回 公認心理師国家試験 過去問
通常の学級に在籍する障害のある児童生徒に対する特別支援教育について、最も適切なものを 1 つ選べ。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、通常の学級に在籍する障害のある児童生徒への特別支援教育について問われています。
キーワードは、通級による指導、個別の教育支援計画、校内支援体制です。
解説
通級による指導は、通常の学級に在籍しながら、障害による学習上又は生活上の困難を改善・克服するために、一部の時間で特別な指導を受ける仕組みです。
通級による指導を受ける児童生徒については、個別の教育支援計画と個別の指導計画の作成が求められます。関係機関との連携や、学校生活全体を見通した支援を行うためにも重要です。
特別支援教育は、学校全体で進めるものです。校内委員会には、必要に応じてスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、特別支援教育関係者、医療・福祉関係者などが関与することもあります。
教育領域のポイント
通級による指導は、通常の学級に在籍しながら特別な指導を受ける仕組みです。個別の教育支援計画と関係機関連携をセットで押さえます。
選択肢の確認
1.通級による指導の対象となる障害には、肢体不自由は含まれない。
判定:適切とはいえない。
通級による指導の対象には、言語障害、自閉症、情緒障害、弱視、難聴、学習障害、注意欠陥多動性障害などに加え、肢体不自由や病弱・身体虚弱も含まれます。肢体不自由が含まれないという記述は不適切です。
2.特別支援教育に関する校内委員会は、校内の教員以外は加わることができない。
判定:適切とはいえない。
校内委員会は学校内の支援体制の中心ですが、必要に応じて校外の専門家や関係機関と連携します。教員以外が一切加われないという記述は不適切です。
3.通級による指導を受ける児童生徒に対しては、個別の教育支援計画の作成が義務付けられている。
判定:最も適切。
通級による指導を受ける児童生徒については、個別の教育支援計画の作成が求められます。支援の継続性や関係機関との連携を進めるうえで重要です。
4.校内支援体制の整備は、学校を管轄する教育委員会がリーダーシップを発揮して行うことが求められている。
判定:適切とはいえない。
教育委員会の支援や指導助言は重要ですが、校内支援体制の整備は、校長のリーダーシップのもと、学校全体で行うことが求められます。
覚えるポイント
- 通級による指導は、通常の学級に在籍しながら一部の時間に特別な指導を受ける仕組みです。
- 通級対象の児童生徒には、個別の教育支援計画の作成が求められます。
- 校内支援体制は、校長のリーダーシップのもと学校全体で整備します。