7AM49|第7回 公認心理師国家試験 過去問
DSM-5の神経発達症群/神経発達障害群における、言語症/言語障害の特徴として、不適切なものを1つ選べ。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、DSM-5の神経発達症群/神経発達障害群に含まれる言語症/言語障害の特徴が問われています。
「不適切なもの」を選ぶ問題なので、正答は言語症/言語障害の特徴として不適切な選択肢です。
解説
言語症/言語障害は、言語の獲得や使用に持続的な困難がみられる神経発達症です。
具体的には、語彙の少なさ、文を作る力の弱さ、話のまとまりや説明の難しさなどが問題になります。言語理解や言語表出の困難により、学習、対人関係、日常生活に支障が生じることがあります。
神経発達症群に含まれるため、発症は発達期です。発症時期が乳幼児期から成人期まで幅広いという記述は不適切です。成人後に初めて生じる言語の問題は、失語症、認知症、脳損傷、精神疾患など別の要因を検討する必要があります。
アセスメントの視点
言語の問題では、語彙、構文、話のまとまり、理解、表出、発達歴、聴覚、知的発達、環境要因を総合して確認します。
選択肢の確認
1.使用できる語彙が少ない。
判定:適切。
言語症/言語障害では、語彙の少なさがみられることがあります。言葉の数や意味理解の広がりに困難が生じます。
2.構文能力が限定されている。
判定:適切。
構文能力の困難により、文を組み立てることや複雑な文を理解することが難しくなる場合があります。言語症/言語障害の特徴として適切です。
3.話法における障害が認められる。
判定:適切。
話を順序立てて説明する、文脈に沿って語る、会話をまとまりのある形で進めるといった面に困難がみられることがあります。言語症/言語障害の特徴として適切です。
4.発症時期は乳幼児期から成人期まで幅広い。
判定:正答。適切でない。
言語症/言語障害は神経発達症群に含まれ、発達期に始まる障害です。成人期まで幅広く発症するという記述は不適切です。
覚えるポイント
- 言語症/言語障害では、語彙、構文、話のまとまりに困難がみられます。
- 神経発達症群は、基本的に発達期に始まる障害です。
- 成人期に出現した言語障害では、脳損傷、失語症、認知症なども検討します。