36Q22|第36回 介護福祉士国家試験 過去問
こころとからだのしくみこころとからだのしくみ
中耳にある耳小骨として、正しいものを1つ選びなさい。
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正解: 1
正答
1.ツチ骨
この問題のポイント
耳は外耳、中耳、内耳に分けられます。中耳には、鼓膜の振動を内耳へ伝える3つの耳小骨があります。
耳小骨は、ツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨です。この問題では、これらと頭蓋骨や顔面骨を区別します。
解説
音は外耳道を通って鼓膜を振動させます。その振動は、中耳にあるツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨へ順に伝わり、内耳の蝸牛へ送られます。3つの耳小骨は非常に小さな骨で、鼓膜の振動を効率よく内耳へ伝える役割をもちます。
ツチ骨は鼓膜に接し、キヌタ骨を介してアブミ骨へ振動を伝えます。アブミ骨は内耳につながる前庭窓に接しています。
一方、蝶形骨、前頭骨、頬骨、上顎骨は、頭蓋や顔面を構成する骨です。いずれも耳小骨ではありません。
ひっかけポイント
「耳の周囲にある骨」と「中耳にある耳小骨」は別です。耳小骨は、ツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨の3つだけです。
選択肢の確認
1.ツチ骨
正しい。
ツチ骨は中耳にある耳小骨の一つです。鼓膜の振動を受け取り、キヌタ骨へ伝えます。
2.蝶形骨{ちょうけいこつ}
誤り。
蝶形骨は頭蓋底の中央部などを構成する頭蓋骨です。中耳の耳小骨ではありません。
3.前頭骨
誤り。
前頭骨は額や眼窩の一部などを構成する頭蓋骨です。中耳の耳小骨ではありません。
4.頬骨{きょうこつ}
誤り。
頬骨は頬の隆起や眼窩の一部を構成する顔面骨です。中耳の耳小骨ではありません。
5.上顎骨
誤り。
上顎骨は上顎、鼻腔、眼窩などの一部を構成する顔面骨です。中耳の耳小骨ではありません。
覚えるポイント
中耳の耳小骨は、ツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨です。
音の振動は、鼓膜からツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨を経て内耳へ伝わります。
蝶形骨と前頭骨は頭蓋骨、頬骨と上顎骨は主に顔面骨として覚えます。