R07B91|令和7年度 准看護師試験 過去問
薬物と看護主要薬剤と副作用内分泌治療薬
甲状腺機能亢進症の患者への説明について、適切なのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、甲状腺機能亢進症の生活指導が問われています。
甲状腺機能亢進症では、甲状腺ホルモンが過剰となり、全身の代謝が亢進します。エネルギー消費が増えるため、体重減少、発汗、動悸、手指振戦、暑がりなどがみられます。
解説
甲状腺機能亢進症では、代謝が亢進してエネルギー消費が増えるため、栄養価の高い食事をとることが大切です。体重減少や筋力低下を防ぐため、食事量や栄養状態を確認します。
皮膚は乾燥しやすいのではなく、発汗が増え、湿った皮膚になることがあります。体重は増加ではなく減少しやすいです。
また、動悸や息切れがある時期に積極的な運動をすすめるのは適切ではありません。症状が強い時期は安静を保ち、医師の指示に従って活動量を調整します。
観察ポイント
体重変化、食欲、発汗、動悸、脈拍、手指振戦、疲労感、睡眠状態を観察します。頻脈、強い動悸、発熱、意識変化がある場合は報告します。
選択肢の確認
1.「栄養価の高い食事をとってください。」
適切である。
甲状腺機能亢進症では代謝が亢進し、体重減少や消耗が起こりやすくなります。栄養価の高い食事をとる説明は適切です。
2.「皮膚は乾燥しやすくなります。」
誤り。
甲状腺機能亢進症では発汗が増え、皮膚は湿りやすくなります。皮膚乾燥は甲状腺機能低下症でみられやすい症状です。
3.「体重の増加に注意してください。」
誤り。
甲状腺機能亢進症では代謝亢進により体重減少がみられやすいです。体重増加よりも体重減少に注意します。
4.「運動を積極的にしてください。」
誤り。
動悸や息切れ、頻脈がある場合、運動は心臓への負担になります。活動量は症状や医師の指示に合わせて調整します。
覚えるポイント
- 甲状腺機能亢進症では代謝が亢進する。
- 体重減少、発汗、動悸、手指振戦に注意する。
- 栄養価の高い食事をとる。
- 症状が強い時期は無理な運動を避ける。
- 皮膚乾燥や体重増加は甲状腺機能低下症でみられやすい。