R05B89|令和5年度 准看護師試験 過去問
成人看護内分泌・代謝・腎看護甲状腺疾患患者の看護
甲状腺クリーゼの症状はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、甲状腺クリーゼの症状が問われています。
甲状腺クリーゼは、甲状腺機能亢進症が急激に悪化した生命に関わる状態です。
解説
甲状腺クリーゼでは、甲状腺ホルモンの過剰な作用により、全身の代謝が著しく亢進します。高熱、頻脈、発汗、下痢、嘔吐、脱水、心不全、ショック、意識障害などがみられます。
この問題では、甲状腺クリーゼの症状として意識障害を選びます。
徐脈ではなく頻脈がみられます。低体温ではなく高熱がみられます。便秘ではなく下痢がみられることがあります。
報告が必要なサイン
甲状腺機能亢進症の患者で、高熱、頻脈、強い発汗、意識障害、下痢、嘔吐、強い不穏がある場合は、甲状腺クリーゼを疑い速やかに報告します。
選択肢の確認
1.徐脈
誤り。
甲状腺クリーゼでは代謝が亢進し、頻脈がみられます。徐脈ではありません。
2.意識障害
正しい。
甲状腺クリーゼでは重症化により意識障害がみられることがあります。
3.低体温
誤り。
甲状腺クリーゼでは高熱がみられることがあります。低体温ではありません。
4.便秘
誤り。
甲状腺機能亢進状態では腸蠕動が亢進し、下痢がみられることがあります。便秘ではありません。
覚えるポイント
- 甲状腺クリーゼは甲状腺機能亢進症の重篤な悪化である。
- 甲状腺クリーゼでは高熱、頻脈、発汗、意識障害に注意する。
- 徐脈、低体温、便秘ではなく、頻脈、高熱、下痢がみられやすい。
- 意識障害は緊急報告が必要である。
- 甲状腺機能亢進症ではバイタルサインと精神状態を観察する。