R06B84|令和6年度 准看護師試験 過去問
薬物と看護主要薬剤と副作用内分泌治療薬
甲状腺機能亢進症患者の看護について、適切なのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、甲状腺機能亢進症患者への生活指導と緊急時対応が問われています。
発熱や頻脈がある場合は、甲状腺クリーゼなど重篤な状態につながる可能性があるため、受診が必要です。
解説
甲状腺機能亢進症では、甲状腺ホルモンが過剰になり、全身の代謝が亢進します。
症状として、動悸、頻脈、発汗、暑がり、体重減少、手指振戦、易疲労感、不眠、いらいらなどがみられます。
発熱や著しい頻脈、意識障害、強い下痢や嘔吐などがある場合は、甲状腺クリーゼの可能性があり緊急性があります。そのため、発熱・頻脈があるときは受診するよう説明します。
症状が改善しても、薬を自己判断で中止してはいけません。治療の終了や薬の調整は医師の指示に従います。
患者への説明
「動悸が強い、熱がある、脈が速い、ぐったりするなどの症状があるときは早めに受診してください。薬は症状がよくなっても自己判断でやめないでください。」
選択肢の確認
1.運動療法を積極的に行うよう説明する。
誤り。
甲状腺機能亢進症では代謝が亢進し、心臓への負担が大きくなることがあります。症状が強い時期に積極的な運動をすすめるのは不適切です。
2.皮膚の乾燥を予防するよう説明する。
誤り。
甲状腺機能亢進症では発汗が多く、皮膚は湿潤しやすいです。皮膚乾燥は甲状腺機能低下症でみられやすい所見です。
3.発熱・頻脈があるときは受診するよう説明する。
適切である。
発熱や頻脈は甲状腺クリーゼなど重篤な状態のサインになることがあり、受診が必要です。
4.治療により症状が改善すれば薬物治療を終了できると説明する。
誤り。
症状が改善しても薬を自己判断で中止してはいけません。治療継続や中止は医師の指示に従います。
覚えるポイント
- 甲状腺機能亢進症では動悸、頻脈、発汗、体重減少に注意します。
- 発熱・頻脈は受診が必要なサインです。
- 症状改善後も薬は自己中止しません。
- 運動は病状に合わせて判断します。