R07B71|令和7年度 准看護師試験 過去問
成人看護症状別成人看護急変・苦痛症状・周術期の看護
呼吸困難の重症度分類であるヒュー・ジョーンズ分類のⅤ度について、正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、ヒュー・ジョーンズ分類のⅤ度が問われています。
ヒュー・ジョーンズ分類は、呼吸困難が日常生活にどの程度影響しているかを評価する分類です。数字が大きいほど呼吸困難が重くなります。
解説
ヒュー・ジョーンズ分類のⅤ度は、呼吸困難が非常に強く、会話、着替えなどの日常動作でも息切れを自覚する状態です。
Ⅰ度は、同年齢の健康な人と同じように歩ける状態です。Ⅱ度は、平地では同年齢の健康な人と同じように歩けるが、坂道や階段で息切れする状態です。Ⅲ度は、自分のペースなら1.6 km以上歩ける状態です。Ⅳ度は、休みながらでなければ50 m以上歩けない状態です。
この問題ではⅤ度を問われているため、会話時に息切れを自覚するが正答です。
准看護師としての観察ポイント
呼吸困難のある患者では、呼吸数、SpO2、会話のしやすさ、体位、チアノーゼ、発汗、胸部の動き、日常生活動作への影響を観察します。
選択肢の確認
1.平地では健常者と同様に歩行できる。
誤り。
これは比較的軽い呼吸困難の状態です。ヒュー・ジョーンズ分類Ⅴ度では、会話や身の回りの動作でも息切れを自覚します。
2.自分のペースなら1.6 km 以上歩行できる。
誤り。
これはヒュー・ジョーンズ分類Ⅲ度に相当する内容です。Ⅴ度ではここまで歩行できる状態ではありません。
3.休みながらでなければ50 m 以上歩けない。
誤り。
これはヒュー・ジョーンズ分類Ⅳ度に相当する内容です。Ⅴ度では、さらに重く、会話時にも息切れを自覚します。
4.会話時に息切れを自覚する。
正しい。
ヒュー・ジョーンズ分類Ⅴ度では、会話、着替えなどの日常動作でも息切れを自覚します。この記述は正しいです。
覚えるポイント
- ヒュー・ジョーンズ分類は呼吸困難の重症度をみる。
- 数字が大きいほど呼吸困難が強い。
- Ⅴ度は、会話や身の回りの動作でも息切れする。
- 呼吸困難ではSpO2だけでなく、会話、体位、表情も観察する。
- 急な呼吸困難、チアノーゼ、意識変化は速やかに報告する。