R07B72|令和7年度 准看護師試験 過去問
貧血のある患者の看護について、適切なのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、貧血のある患者の看護が問われています。
貧血では、酸素を運ぶヘモグロビンが不足し、息切れ、動悸、めまい、倦怠感、顔面蒼白などが起こりやすくなります。背景に血液疾患や治療の影響がある場合は、感染予防も重要です。
解説
貧血のある患者では、全身状態が低下しやすく、血液疾患や化学療法、骨髄機能低下を伴う場合には白血球減少が併存することがあります。そのため、発熱や感染徴候を見逃さず、手指衛生、口腔ケア、清潔保持など感染予防に努めます。
また、貧血では酸素運搬能が低下しているため、無理な活動拡大は息切れ、動悸、めまい、転倒につながることがあります。活動は患者の状態に合わせて調整します。
貧血では、徐脈ではなく代償的に頻脈がみられやすくなります。冷罨法は貧血の基本的看護ではありません。
准看護師としての観察ポイント
顔色、眼瞼結膜、動悸、息切れ、めまい、倦怠感、脈拍、血圧、発熱、口腔内の状態を観察します。強い息切れ、胸痛、失神、発熱があれば報告します。
選択肢の確認
1.冷罨法を行う。
誤り。
冷罨法は、炎症や腫脹、止血補助などで用いられることがあります。貧血のある患者への基本的看護としては適切ではありません。
2.徐脈に注意する。
誤り。
貧血では酸素不足を補うため、心拍数が増加し頻脈がみられやすくなります。徐脈は貧血の代表的な観察ポイントではありません。
3.活動範囲を拡大する。
誤り。
貧血では酸素運搬能が低下しているため、無理に活動範囲を拡大すると息切れ、動悸、めまい、転倒の危険があります。状態に合わせて活動量を調整します。
4.感染予防に努める。
適切である。
貧血の背景に血液疾患や骨髄機能低下、治療の影響がある場合、感染リスクにも注意が必要です。手指衛生、口腔ケア、清潔保持、発熱の観察を行います。
覚えるポイント
- 貧血では酸素運搬能が低下する。
- 動悸、息切れ、めまい、倦怠感、顔面蒼白に注意する。
- 貧血では頻脈がみられやすい。
- 活動は無理に拡大せず、状態に合わせて調整する。
- 血液疾患や治療中の患者では感染予防を徹底する。