R06B88|令和6年度 准看護師試験 過去問
疾病の成り立ちと回復の促進血液・造血器疾患貧血
鉄欠乏性貧血について、正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、鉄欠乏性貧血の検査所見が問われています。
鉄欠乏性貧血では、体内の貯蔵鉄が減少するため、血清フェリチンが低値を示します。
解説
鉄欠乏性貧血は、鉄の不足によりヘモグロビン合成が低下して起こる貧血です。
原因には、月経過多、消化管出血、妊娠、成長期の需要増加、鉄摂取不足などがあります。
血清フェリチンは体内の貯蔵鉄を反映します。鉄欠乏では貯蔵鉄が減少するため、血清フェリチンが低下します。
ビタミンB12欠乏では巨赤芽球性貧血が起こります。赤血球破壊が亢進するのは溶血性貧血です。汎血球減少は再生不良性貧血などで重要です。
准看護師としての観察ポイント
貧血では、顔色、息切れ、動悸、めまい、倦怠感、爪の変化、月経量、便色を観察します。黒色便がある場合は消化管出血を疑い報告します。
選択肢の確認
1.ビタミンB12の欠乏によって発症する。
誤り。
ビタミンB12欠乏で起こるのは巨赤芽球性貧血です。鉄欠乏性貧血は鉄不足で起こります。
2.赤血球の破壊が亢進し貧血をきたす。
誤り。
赤血球破壊が亢進するのは溶血性貧血です。鉄欠乏性貧血では鉄不足によりヘモグロビン合成が低下します。
3.血清フェリチンが低値を示す。
正しい。
鉄欠乏性貧血では体内の貯蔵鉄が減るため、血清フェリチンが低値になります。
4.汎血球減少症をきたす。
誤り。
汎血球減少は赤血球、白血球、血小板がすべて減少する状態で、再生不良性貧血などでみられます。
覚えるポイント
- 鉄欠乏性貧血では血清フェリチン低値です。
- ビタミンB12欠乏は巨赤芽球性貧血です。
- 溶血性貧血は赤血球破壊が亢進します。
- 鉄欠乏では息切れ、動悸、倦怠感を観察します。