R05A74|令和5年度 准看護師試験 過去問
基礎看護技術観察・バイタルサイン一次救命処置
成人の一次救命処置について、適切なのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、成人の一次救命処置と気道確保が問われています。
一次救命処置では、反応の確認、応援要請、呼吸確認、胸骨圧迫、人工呼吸、AEDの使用を迅速に行います。
解説
頭部後屈あご先挙上法は、片手で額を押して頭部を後屈させ、もう一方の手であご先を引き上げて気道を確保する方法です。下顎を引き上げることで、舌根沈下による気道閉塞を防ぎます。
成人の胸骨圧迫部位は、胸骨の下半分です。胸骨の上半分ではありません。
人工呼吸は、胸が上がる程度に約1秒かけて吹き込みます。約7秒は長すぎ、胃膨満や換気の遅れにつながります。
胸骨圧迫と人工呼吸の割合は、成人では30:2が基本です。30:10ではありません。
救急看護のポイント
心停止が疑われる場合は、反応と呼吸を確認し、応援を呼び、AEDを依頼します。准看護師としては、施設の手順に従い、胸骨圧迫、AED準備、記録、チーム連携を行います。
選択肢の確認
1.胸骨圧迫部位は胸骨の上半分を圧迫する。
誤り。
成人の胸骨圧迫部位は胸骨の下半分です。上半分ではありません。
2.人工呼吸は約 7 秒かけて吹き込む。
誤り。
人工呼吸は胸が上がる程度に約1秒かけて吹き込みます。7秒は長すぎます。
3.胸骨圧迫と人工呼吸の回数は 30:10 の割合で行う。
誤り。
成人の胸骨圧迫と人工呼吸の割合は30:2が基本です。30:10ではありません。
4.頭部後屈あご先挙上法は、下顎を引き上げ気道を確保する。
適切である。
頭部後屈あご先挙上法では、頭部を後屈し、あご先を引き上げて気道を確保します。
覚えるポイント
- 成人の胸骨圧迫部位は胸骨の下半分である。
- 胸骨圧迫と人工呼吸の割合は30:2である。
- 人工呼吸は胸が上がる程度に約1秒で行う。
- 頭部後屈あご先挙上法で気道を確保する。
- 心停止時は応援要請とAED準備を急ぐ。