R07A58|令和7年度 准看護師試験 過去問
巻軸包帯の巻き方について、適切なのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、巻軸包帯の基本的な巻き方が問われています。
包帯法では、患部の保護、固定、圧迫、浮腫予防を目的とします。循環障害を起こさないように巻くことが重要です。
解説
巻軸包帯は、一般に末梢から中枢に向かって巻きます。末梢側から中枢側へ巻くことで、静脈還流を妨げにくく、浮腫の軽減にもつながります。
皮膚の2面が直接接するように巻くと、摩擦や湿潤による皮膚トラブルが起こりやすくなります。必要に応じて皮膚同士が接しないように保護します。
包帯は均等な圧で巻きます。巻き始めだけ強く、巻き終わりを弱くするなど、圧に差が出る巻き方は適切ではありません。
巻き終わりを創部の上に留めると、創部への圧迫や疼痛、汚染の原因になります。留め具や結び目は創部や骨突出部を避けます。
安全管理上のポイント
包帯後は、末梢の皮膚色、冷感、しびれ、疼痛、腫脹、爪床の色を確認します。きつすぎる場合は循環障害を起こすため、異常があれば巻き直しや報告が必要です。
准看護師としての観察ポイント
包帯がずれていないか、濡れていないか、締めつけが強すぎないかを観察します。患者には「しびれや強い痛みがあれば知らせてください」と説明します。
選択肢の確認
1.末梢から中枢に向かって巻く。
適切である。
巻軸包帯は、一般に末梢から中枢に向かって巻きます。血液やリンパの流れを妨げにくく、浮腫予防にもつながります。
2.皮膚の2面が接するように巻く。
誤り。
皮膚同士が接すると、摩擦や湿潤による皮膚障害が起こりやすくなります。必要に応じて保護します。
3.巻き始めは強い力で、巻き終わりは力を弱めて巻く。
誤り。
包帯は均等な圧で巻きます。強さに差があると、ずれや循環障害の原因になります。
4.巻き終わりは創部の上に留める。
誤り。
巻き終わりや留め具は、創部や骨突出部を避けます。創部の上に留めると疼痛や圧迫、汚染につながります。
覚えるポイント
- 巻軸包帯は末梢から中枢へ巻く。
- 包帯は均等な圧で巻く。
- 創部や骨突出部に留め具を置かない。
- 包帯後は末梢循環を確認する。
- しびれ、冷感、疼痛、皮膚色変化があれば報告する。