R05B54|令和5年度 准看護師試験 過去問
基礎看護技術検査・処置介助診察・検査・処置の基本
胸腔穿刺について、適切なのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、胸腔穿刺時の感染予防、体位、穿刺時の注意、観察項目が問われています。
胸腔穿刺は胸腔内の空気や胸水を採取・排出する処置であり、気胸、出血、感染に注意が必要です。
解説
胸腔穿刺は、胸腔内へ針を刺す処置であるため、感染予防のために無菌操作で行います。穿刺部位の消毒、滅菌物品の使用、清潔野の保持が重要です。
体位は、患者の状態や穿刺部位により異なりますが、座位で前かがみになり、机や枕に上肢をのせる姿勢が用いられることがあります。腹臥位が基本ではありません。
穿刺時に深呼吸をすると胸郭が大きく動き、針の位置がずれたり臓器損傷の危険が高まったりします。医師の指示に従い、息を止める、静かに呼吸するなどの声かけを行います。
観察では、呼吸困難、胸痛、咳、SpO2低下、血圧低下、顔色、穿刺部位の出血や皮下気腫に注意します。頭痛・嘔吐は腰椎穿刺後などで特に観察する項目です。
報告が必要なサイン
胸腔穿刺後の急な呼吸困難、胸痛、チアノーゼ、SpO2低下、血圧低下、冷汗、穿刺部位の出血は速やかに報告します。
選択肢の確認
1.体位は腹臥位とする。
誤り。
胸腔穿刺では座位で前かがみになる体位などが用いられます。腹臥位が基本ではありません。
2.無菌操作で行う。
適切である。
胸腔穿刺は胸腔内へ針を刺す処置であり、感染予防のため無菌操作で行います。
3.穿刺時、深呼吸を促す。
誤り。
深呼吸により胸郭が動くと危険です。医師の指示に従い、静かに呼吸する、息を止めるなどの声かけを行います。
4.頭痛・嘔吐の症状を観察する。
誤り。
胸腔穿刺では呼吸困難、胸痛、SpO2低下、出血などを観察します。頭痛・嘔吐は腰椎穿刺後などで重要です。
覚えるポイント
- 胸腔穿刺は無菌操作で行う。
- 体位は座位で前かがみなどが用いられる。
- 穿刺時は胸郭を大きく動かさない。
- 処置後は呼吸困難、胸痛、SpO2低下を観察する。
- 気胸、出血、感染に注意する。